8/13、14は暑かった。
その暑さからきんきんの冷房の効いた、車・病院内と出たり入ったりの繰り返し。
さすがのルーちも汗をどっぷりかいたわ~
久しぶりに、背中の爆発原因ではない汗。
母と二人、おばちゃんの世話に追われつつ
人の体の衰えを眼前に見せつけられた二日間。
おばちゃん、83歳。
口から物を呑み込みにくくなる…入れる事のコントロールが効きにくくなる。
それと同時に。
出す事のコントロールが効きにくくなる…
体が老い、神経が老い、感覚が鈍る。
自分の体でありながら、空腹や乾きを感知できなかったり
自分の肌が濡れているのか分からなかったり、強烈な匂いに気づかなかったり。
少しずつ、少しずつ。
それは体が現実を離れつつある姿のようで。
私は振り回され、いらつき、てんてこ舞いを演じながら
もうすでに何かを悼む気持ちが始まっている…
二度目のおむつを取り替えているおばちゃんが
悲しくもあり…でも天使が昇天していくさなかの姿にも見える。
生に対しての執着からいらつき、つい怒って叱ってしまうと同時に
死に対しての心の準備を始めている自分に気づく…
こうして送る側として見ているルーちだって、いつかそういう風に見られるのだろう…
いや、送る側と決まっているわけでもないんだよね。
人なんて。
誰がいつ先に逝くかなんて分からないのだから。
お行儀良く死んでいってくれる事なんて望むのはよそう。
ただ、現在よりもう少し、喜び・楽しみ…過去にあったような暖かい思いに包まれて、
果つるまでは生きてくれる事を願おう。
そうだよね、生きるって、体が生命反応をしている事だけをさすんじゃないんだから。
生きて下さい。
死ぬまでは。
心を魚が泳ぐように動かしながら。
私も目の前に残るものだけじゃなく、過去・未来を見つめるよう頑張るよ。
ちょっと体と心が疲れて帰ってきたルーちでした。
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