1月25日の記事・『舵を切る猶予はある…か?』の続きです。
MONEYzine というニュースサイトの記事。(青字は引用…記事が消えた時の為に)
09年2/22 崩壊前夜の新聞業界ついに始まった「コスト削減の嵐」
新聞業界のビジネスモデルは崩壊寸前だ。パソコンや携帯電話などからインターネットによって情報を取得し始めた若者を中心に新聞離れが進んでおり、購読者の減少とともに広告費も縮小傾向、さらに用紙代の上昇や金融危機も業界による不況も深刻な影響をおよぼしている…
09年3/6 新たなビジネスモデルを作れるか「活発化する大手新聞社のネット戦略」
全国紙を展開する大手新聞社がインターネットを通じた情報提供の強化を競っている背景には「紙が売れなくなっている」(業界関係者)という現実がある。若者を中心に新聞離れが進んでおり、購読者の減少とともに広告費も縮小傾向、さらに用紙代の上昇や金融危機も業界による不況も深刻な影響をおよぼしている。もはや既存のビジネスモデルは崩壊寸前に陥っている…
09年3/29 新聞業界の苦悩自らの首を絞める「押し紙」問題
(前略)…一般にはあまり知られていないが、「押し紙」とは新聞社が新聞配達業務などを請け負う販売店に販売した新聞のうち、購読者に届けられなかった売れ残りを指す。印刷所で刷られた新聞はすべてがユーザーに行き渡るのではなく、廃棄される部数がかなりの割合で存在するのだ。そのため実売部数と公称部数はかなりかけ離れているのが実態で、その数は新聞社によって異なるものの、2割とも3割とも言われており、場合によっては「5割に達するケースもある」(業界関係者)という。
なぜ新聞社はユーザーの手元に届かず廃棄されてしまう無駄な部数を刷るのだろうか。主な理由としては2つある。1つが新聞社の売り上げを増やすため。そしてもう1つが広告料を高く取るためだ…
10年1/24 赤字なのに社員は全員高給取り…中略…新聞業界の「高コスト体質」
(前略)…とくに大手新聞社を悩ませているのが、「高コスト体質」からなかなか抜け出せない現状だ。全国紙は国内に販売店を持っているため販売コストは非常に高く、一朝一夕にはインターネットや電子書籍へ業態を転換するのは不可能…
出版業界だけではない紙媒体業界の苦しい現実な訳ですが…
IT革命などと言い出された時から10年、20年先を予測してビジネスを変化させていく
そんな人は、新聞という情報プロの世界にいなかったのでしょうか?
ソフトランディング出来なかったら一番打撃を受けるのはいつも末端…
なにか暗澹たる思いです。
ルーちは今タダで新聞サイトが読めるのが有難いけれど、
将来の事を考えていけばニュースサイトをきちんと有料にしていかなければ、と思います。
ちゃんとした情報はちゃんとした取材から。
それを支える記者さんの活動にお金がかかるのは当たり前だもの。
仕事ではなく拾える情報には限りがありますものね。
ポチッとな ( ^ー°)b