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エンジョイ育児☆仙台

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2011年03月09日
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カテゴリ:育児!
のんたんの幼稚園が新聞に載りました!
オシロイバナの種を持って来たのはのんたんで~す♪
ニンジンが育たずに悲しい思いをしたのものんたんで~す♪
長いですが、記事全文を紹介します。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「プロジェクト保育 協同性・探究心育む」
1年かけストーリー展開

子どものつぶやきを捉え、記録する、そしてクラス集団に問いかけるー。そんな手法で1年間の壮大な「プロジェクト」が進行する保育に挑んでいる。今年の5歳児のテーマは「種」。これまでの年長児も虫の謎や、「菌」への関心からみそ造りへと、1年をかけて探求するストーリーを紡ぎ出してきた。遊びの中の学びの証明が求められることの多い昨今、小学校以降の「協同的・探求的な学び」にもつながる園のプロジェクト保育に注目が集まっている。

本年度の5歳児が取り組んでいるのは「種」プロジェクト。昨年4月、ある子が登園時にオシロイバナの種を持ってきたことがきっかけだった。

「まいてみる?」という保育者の提案に乗り、一人がポットに種をまく。翌日、「お弁当に入っているサクランボの種を、私もまいてみたい」とまた一人。そんなやりとりから、園庭の一角の畑で種から野菜を育てるプロジェクトが始動した。

育てる野菜を決め、種を探すのも子どもたち。クラスの話し合いで挙がった21種を探すうち、手に入る季節、つまり「旬」があることを知ったりもした。果たして、めでたく夏野菜は収穫でき、お泊まり保育の夕食で子どもたち自身が野菜スープに調理して食した。

と、ここで終わらないのが園の5歳児プロジェクト保育だ。1年間をかけて、協同性の育ちを後押しすることも狙いの一つ。

夏休みを過ぎると、畑は伸びた野菜で混沌とした。子どもたちが植えたい種を、好きな場所に植えたためだ。ニンジンの隣で、カボチャがツタを伸ばし枯れかかり、「私の野菜が、ない」と悲しい思いをする園児も。

プロジェクトでは種を選んだ当初から、保育者がメモした一人一人の園児のつぶやき、子ども自身の観察記録を「ポートフォリオ」に残してきた。この課題に対して子どもたちは、「ポートフォリオ検討会」と銘打ちこれまでを振り返り、今後の畑作りをどうするかクラスで話し合った。

「ぐちゃぐちゃの畑では困る」「本当の畑を見にいこう」という声から、第二弾の畑作りが持ち上がり、近くの寺の庭師さんからアドバイスを受ける関係を築いた。

結果、雪が降る頃にはわずか5センチだが、大根を収穫できた。

「学びへの意欲に応える
園の保育の基本は「子どもの遊びと生活」を大事にする自由保育。プロジェクト保育を模索したのは平成18年頃、園を定期的に訪れる研究者からの「5歳児の学びたい意欲に応えられているのか」という投げかけがきっかけだった。園長は「遊びの積み重ねの中に、どんな学びがあるのか確かめてみたいと思った」と振り返っている。

20年度の5歳児は園庭の木に集まる通称「ギンムシ」の招待を実験を積み重ねて解明した。21年度はイチゴのシロップ漬けから始まりキュウリの塩漬けに挑戦。あえなくカビが生えてしまったことから、今度は菌への興味へ。さらに麹菌を使ったみそ造りがアレルギーのある子どもとの共生を考えることにもつながった。「漬ける」経験はカリンジュースを作り、母親を招いたパーティーへと発展し感動を呼んで集結した。この間、文部科学省の委託研究指定園となるなどで注目を集めてきた。

「取り組みを劇にケンカも乗り越え」
本年度の「種」プロジェクトは、1年間の取り組みを劇にして保護者に見てもらうことで終盤を迎える。保護者を招く予定日が翌週の水曜日に迫った、直前の金曜日に園を訪れた。その時、劇の仕上げを練習しようと集まった年長児たちの前で、事件は起こった。近頃、もめることの多かった男児2人のケンカが勃発し、練習どころではない事態に陥っていたのだ。劇の練習に予定していた40分は、泣く子の気持ち、一方の言い分、他の子の思いを、やり取りする時間へと一転。途中、他人のもめごとに興味をなくし遊び出す数人に、「大事なことだからおいでよ」と声をかける子もおり、最終的には「やっぱりけやき(クラスの名前)の仲間がいてよかった」と落ち着いていた。

劇披露までの日程を考えれば、この日は練習をこなさなければならなかった。だが、園長は「一人のつぶやきに、クラス全体で向き合っていく中で、これだけの協同性が芽生えている」と目を細める。「緩やかな計画の中で、子どもの声を拾いながら探究心を追うことが1年間のプロジェクトを紡ぎ出しているのです」と。

「できたことでは測れない、子どもの生活を大事にすること」が、協同性、探究心の育ちへと実を結ぶことが証明できつつあるのだという。

*プロジェクト保育「設定」「一斉型」保育とは反対に、子どもが目的を持って設定したテーマを軸に発想や実態の変化に即して、計画・環境を見直していくタイプの保育。イタリア、レッジョ・エミリア市が有名。





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最終更新日  2011年03月09日 16時01分06秒
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