小島よしお オッパッピー

　世界的な演出家・蜷川幸雄の映画監督第５作『蛇にピアス』の特別試写会が16日（火）、東京・東新橋のスペースFS汐留で行われ、主演の吉高由里子が舞台挨拶に立った。

　左腕にバタフライのタトゥを入れて登場した吉高は、「だんだん迫ってきて不安です。お客さんの正直な声を聞いた私が、逆の意味でブレイクしてしまわないか心配です」と公開を４日後に控えた胸中を吐露した。

　しかし、所属事務所の元先輩だという小島よしおが応援に駆けつけると、吉高の表情は一変。タイトルに絡めて体長３m、体重20kgのニシキヘビ“ヴィクトリア”を首に巻き、顔面がピアスだらけの小島の姿に大爆笑だ。

　“ヴィクトリア”の尾が左足に絡みつき、身動きの取れない小島は「おもちゃだって聞いていたのに。すごい締めつけられています……これぞ、リアルコブラツイストですね」と笑わせた。この“体当たり”応援を目の当たりにした吉高は、恐る恐る胴体部分を触り、「すごい質感ですね。ヘビ、もっとやってしまえ」と屈託なく笑った。

　それでも、「（小島が）体を張って作品のために頑張ってくれてうれしかった。今の時代を生きる女性に劇場へ足を運んでもらいたい」とアピールした。

　ギャガ配給で、20日（土）から東京・渋谷シネマGAGA！ほかで全国公開。

蛇にピアス

　写真付き記事は、こちら。