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今さっきネットのニュースで、川村カオリさんが亡くなったのを知りました。享年38歳・・・。若すぎです。
特に川村さんのファンだったわけではないのですが、やっぱり中学の頃から知ってた人が亡くなるのはすごく悲しいですね。 ところで、すごく昔、15年くらい前のこと・・・。当時、私は中学生か高校生くらいだったと思うんですが、何かの雑誌で川村さんのインタビューを読んだんです。 そのインタビューの中で、当時20代前半だった川村さんがこんなことを言ってました。 「時々将来の自分を思い浮かべる。30歳の自分はこんなことをしてるだろう、35歳の自分はこんなことをしてるだろうって。でも、40歳の自分が想像できない。なぜかと考えてみると、きっと自分は40歳まで生きていないんだと思う。この世界で、きっと自分は40歳まで生きていないから、イメージが湧かないんだと思う。」 といった内容のインタビューだったんです。私は将来が思い浮かばないからって死と結びつける感覚がなかったから、川村さんのその発想がものすごく印象的で、15年経ってもその内容を覚えていました。 彼女の乳癌のことを知ったとき、真っ先にそのインタビューの内容が頭に浮かんでしまい、現実にならないことを祈っていたんですが、残念です・・・・。15年も前に、彼女は何かを予感してたんでしょうか。 あのインタビューは、なんとなく生への執着がないっていうか、「生きようと思っても、こんな世界だものね・・・。」と思っているような印象があったんですが、きっとあれからの月日で彼女の生きることへの気持ちも変わっただろうし、幼い娘さんを残して逝かなければいけなかった無念を思うと胸が痛みます。 ご冥福をお祈りします・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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