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カテゴリ:ホリデーの過ごし方
先日関西に行った際、ずっと行ってみたかった鈴虫寺(華厳寺)に行ってきました。 なんでもこのお寺には草鞋を履いたお地蔵さまがいて、一つだけ願いを叶えに来てくれるとか・・・。そろそろ将来を考えなきゃいけない三十路女としては行かないわけにはいかないでしょうってことで、京都まで足を伸ばしてきました。 ちなみに鈴虫寺は京都の郊外にあります。京都駅や三条京阪からバスが出てるので結構行きやすいかな。嵐山よりも先なのでちょっと遠いですが。 まず着いてみてびっくりしたのは、お寺の前に長蛇の列ができていたこと! というのも、このお寺は普通私達が観光で行き慣れてるようなお寺とはちょっと違って、訪れる人はみんなお寺の中で説法を聞くことになっているんです。なので、一度に入れる人数が決まっていて、その順番を待たなきゃいけないのです。 とりあえず列の後ろに並び待つこと40分くらいで、列が急激に動いてお寺の入り口まで行ったんですが、私達の目の前で部屋がいっぱいになってしまいました また30分くらい待たなきゃいけないのかなって思っていると、参拝者が多いのでお寺がいつもは観光客に公開されていないという本堂を開けてくださり、私達はそこで説法を聞くことに。 この説法、お坊さんも毎日何度もお話されてるからなのか、噺家さんか??と思うほど話術が巧みでした。説法を聞いたというより、落語を聞いたような気分になります。でも、おっしゃることはなかなか奥深くて真実を突いておられましたよ。で、この時にお地蔵さまへの願い事のしかたを教えてくれます。 で、説法のあとは年中飼育されているという鈴虫がいる部屋(通常はここで説法を聞くそうです)で鈴虫を見て、お守りを買って庭をぐるりと周って門の外のお地蔵様さまの元へ・・・。 このお地蔵さまは歩いて願いを叶えに来てくれるので、願い事をする際には名前と住所をちゃんと念じなければなりません。で、私もその通りにしたのですが・・・。 「お地蔵さま、私の名前はルナLuna(仮名)です。住所は、オーストラリア・・・。オーストラリア、わかりますか? ちょっと遠くて太平洋を越えるんですけど・・・、とにかくオーストラリア、ビクトリア州の○○というエリアの××ストリートの○○番地のアパートの2号室に住んでます。××ストリートのスペルは・・・。」 といった感じで、明らかにお地蔵さまの念力をもってしたらすぐにわかりそうな情報をしつこくアピール。おそらくお地蔵さまもちょっと面食らったことかと思われます。そして肝心の願い事なんですが、欲を言えば草野マサムネみたいな人がいいとか福山雅治みたいな人がいいとか言えますが、ここは説法でおっしゃられたように「自分にふさわしい人」に出逢えますようにと願っておきました。 「ふさわしい人って言っても、いい同僚に恵まれたとかそういうんじゃなくて、男性でお願いします!」 なんて感じでかなり不必要かと思われる念の押し方をしたんですが、果たしてお地蔵さまは聞き届けてくれるのか・・・。 お守りをお財布に入れて待っておりますよー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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