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伯父がいなくなってしまったことも、とてもショックだった。
伯父は父の父親代わりでもあった。 父は9人兄弟の末っ子で、亡くなった伯父は長男だった。 年の差は18。 父が2歳のときに祖父が亡くなったため、当時20歳だった伯父は祖母と弟妹たちの生活を守っていかなくてはならなかった。 私にとっても祖父のような存在だったのかもしれない。大学時代には伯父の家で部屋を借りて住ませてもらったり、とにかく伯父がいてくれたから私たちは不自由なく生活させてもらえたのだと思う。 仕事熱心で最後の最後まで仕事して、ここをこうしたらもっと便利になるとか、いつもものごとをいい方向に持っていくにはと考える伯父だった。 いったん京都に帰る前、伯父のお見舞いに行かせてもらっていた。 あのときの笑顔が忘れられない。 長い間闘病生活を送っていたけれど、ずっと病気と前向きに闘っていた姿はすごいと思った。 父方の祖母が亡くなったのが昨年の春。まさか1年経たないうちにこんなことになるとは思いもしなかった。 今、『東京大空襲』というテレビを見ながら書いている。 伯父も祖父も戦時中を生きた人だった。 今の私には想像もできないほど過酷な世の中を生きてきたんだと思う。 伯父も祖父も兵隊さんの学校に行っていたと聞いたことがある。 私たちに戦争を語り伝えてくれた人たちがこの世を去っていってしまう。 何を書いたらいいかわからなくなってきた…。 祖父も伯父も私の赤ちゃんも安らかでありますように。 そして世の中すべてが平和でありますように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 17, 2008 11:37:06 PM
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