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夏になるとどこからともなく流れてくるビーチボーイズ☆
自分の狭い部屋でも広~く青~い海と空を思い描けるサウンドは、いつ聴いても新鮮ですよね。 ビーチ・ボーイズ この夏存在感 (6月29日(水)東京朝刊 by 安田幸弘) 「サーフィンUSA」などで知られる伝説の米ロックバンド、ビーチ・ボーイズがこの夏、再び脚光を浴びそうだ。ベスト盤が今月発売され、来月には14年ぶりに来日してロックフェスティバルに出演する予定だ。 一方、東京都内のホテルにはビーチ・ボーイズの曲を流すビア・ガーデンも登場した。結成時からのメンバー、マイク・ラブは電話インタビューに応じ、「私たちの音楽は砂漠の中のオアシスのようなもの。世代を超えて聴いてもらえると思う」と話した。 ビーチ・ボーイズは、ブライアン、デニス、カールのウィルソン3兄弟とマイク・ラブ、アル・ジャーディンの5人で1961年に米ロサンゼルスで結成された。風通しのいい明るいコーラスと緻密(ちみつ)に練られたコード進行が特徴で、発表した曲が次々ヒット。ビートルズとともにロック史に金字塔を打ちたてた。 マイクは「レコード会社も同じだったし、ビートルズはある意味ライバルだった。でも敵対意識はなかった。(代表作の一つ)『ゴッド・オンリー・ノウズ』を聴いたポール・マッカートニーはすごく気に入ってくれて、彼の子供にも聴かせたらしいよ。私たちもビートルズが好きだったから、互いにクリエーティブな部分を刺激しあった」と振り返る。 発売中のベスト盤「サウンズ・オブ・サマー」には、メジャーデビューシングル「サーフィン・サファリ」や米英1位に輝いた「グッド・ヴァイブレーション」、代表作「サーフィンUSA」など30曲を収録。マイクは「ビーチ・ボーイズのさまざまな側面を表した選集。コンサートを見に来たようなフィーリングを感じてほしい」と語る。 一方、東京・赤坂の東京全日空ホテルでは、9月2日まで「ザ・ビーチ・ボーイズ ビア・ガーデン」を開いている。 ビーチ・ボーイズの曲を流し、スクリーンには貴重なプロモーション・ビデオを映しているほか、ヒット曲>「ココモ」を銘打ったドリンクも出す。 さらにファンが待望するのは14年ぶり4度目の来日。新潟・苗場スキー場で開かれる「FUJI ROCK FESTIVAL」(7月29-31日)の最終日に出演し、懐かしの名曲を披露する。 マイクは「ビーチ・ボーイズの曲にはテーマがあるので、若い人たちにその点を分かってもらえればうれしい。昔からのファンも若いときに聴いていた音楽をまた楽しんでほしいですね」と出演を心待ちにしている。 今年発売のベスト盤 『ゴッド・オンリー・ノウズ』は映画『ラブ・アクチュアリー』の挿入歌 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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