lunatic
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Vin du 268さんにワシントンワインの最高峰レオネッティが各種入荷しています。[2006]カベルネ・ソーヴィニョン[2007]カベルネ・ソーヴィニョン[2007]メルロー[2008]メルロー[2007]リザーヴ特に珍しいのは、サンジョヴェーゼかな。1本のみ。[2005]レオネッティ・セラーズ サンジョベーゼ ワラワラ・ヴァレー
2010.05.08
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ネットでもマスコミでも、国母騒動について色々言われているが、彼は単なる子供・・・というか、単なる生意気な小学生。こんな人間を、五輪の代表にしてはいけない。人と違うことがやりたい、と言っているのに、スノボ文化と言われるものの中で、人と同じことをしている。そのことを本人が全くわかっていない。五輪は競技人生の一つに過ぎないと言いながら、いつも、五輪のことを特別視する発言。そう考えると、思いは貫いたと言うが、その思いなんて、本人の自己満足に過ぎず、なにが国母の思いなのか、よくわからない。格好が人と違っても構わない。その代わり、そのことを人が文句言えない位の実力を持たないといけない。人を格好で判断してはいけないと言うなら、その見本を自分が示す必要がある。単に粋がっている子供は、人に甘えているだけであって、人の助けを得る必要がある人間は、そのことを理解する必要がある。そのことすら理解できないようなら、五輪代表にする必要も無い。1人で生きるなら、五輪なんて出なければ良い。格好良い生き方をしたい人間が、最も格好悪いことに、本人は全く気づいていない。
2010.02.19
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マルク・ロワのジュヴレ・シャンベルタン キュヴェ・アレクサンドリーヌは、アンリ・ジャイエが最良のピノ・ノワールと言った、ミルランダージュの葡萄だけで造られたワインです。非常に希少なジュヴレィ・シャンベルタンですが、2007は、2006の半額で、しかも単品売りになっています。 2006のジュヴレィ・シャンベルタン“クロ・プリウール”と同じ値段ですね。ちょっとびっくり。↓ これは2007マルク・ロワ[2007] ジュヴレ・シャンベルタン キュヴェ・アレクサンドリーヌ 750ml↓ 2006はセット売りで30,000円くらい☆キュヴェ・アレクサンドリーヌ[2006] 3本セット☆ドメーヌ・マルク・ロワ[2006] 3本セット[2006] マルク・ロワ 3本セットRoy Marc
2010.02.06
知っている人は知っていますね。欲しい方はお早めに。アッコマッソ 珠玉のバローロセットA
2010.01.30
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飲み残したワインの保存方法として、一部のワインラバーでプラティ・プリザーブが話題ですが、あまり使いたくない商品です。そもそも、 この容器、ポリエチレンでできているのです。ポリエチレンというと、思い出す方もおられると思いますが、ラップの素材で、ブショネの原因であるTCAを吸着する性質を持ちます。試したことがある方ならわかると思いますが、確かに、ポリエチレンをブショネのワインに入れると、ブショネの臭いはかなり軽減されます。しかし、同時に、ワインの香りも減ってしまいます。これは、ポリエチレンが非極性の分子を吸着するためで、TCAを吸着すると同時に、香りの原因となる非極性の化合物も吸着するからです。ということは、プラティ・プリザーブでワインを保存すると、 かなり香りの要素が減ることが予想されます。ワインの保存には、ポリエチレン製の容器は、不適当です。
2010.01.10
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これは、ワイン会で、ブラインドで飲ませていただいたものですが、自分にとってはど真ん中の味わいで、5000円くらいなら、すぐにでも買いたいと思っていたら、開けてみたらこのシャンパーニュでした。ルイ・ロデレール ブリュット ロゼ 2002今まで飲んだシャンパーニュでも、最も好みのもので、これを「2009のこの1本」にします。
2009.12.28
極秘ストック放出!フェルトン・ロード・ブロック 3 2005珍しいですね。値段もリーズナブルだし、欲しい方はお早めに。
2009.12.04
一旦売り切れになったのに、何本あるのでしょう???【ユドロ・バイエ】シャンボール・ミュジニーVV[2005](赤)
2009.11.27
また、マスコミが馬鹿なことを言い始めた。そもそも、スパコン・GXロケットは、「科学技術基本計画」で付けられた莫大な予算を使い切れず、予算消費のつじつま合わせを目的として計画されたものなのだ。研究費というのは、年度末に余って使い切れなくなると、国に返さなければならない。そのため、従来から、余った予算を業者に預けるということが行われてきた。しかし、最近は、監視が厳しくなり、余った予算の使い道に困り始め、そのため、必要もない大きなものを買うようになってきたのだ。その一つが、このスパコンやGXロケット。今は、再生バブルと言われていて、「再生医療」と名がつけば、とんでもないものにまでお金が流れて行く。1つの研究室あたり1年1億円単位で、どれだけ無駄な研究が行われているのか、マスコミは知らないだろう。既得権益というのは、そういうものを言うのであって、今の仕分け作業の目的は、既得権益をつぶすことだ。しかし、既得権益を得ている人々ほど、権力があって、声がでかい。それで反撃に出始めているのに、マスコミは、どんな場合でも、政権を非難すれば良いと思っているらしい。仕分けのすべてが正しいとはいわないが、科学と言う名目のバラマキがあることを、世間に知らしめるべきだと思う。しかも、悪の張本人は、既得権益を握っているお偉方である。
2009.11.26
昔は瞬殺だったのに、今頃、なんでこんなのが出てきたのでしょうか。12本限定のようなので、お好きな方はお早めに。(あと8本@8時10分)【ユドロ・バイエ】シャンボール・ミュジニーVV[2005](赤)
2009.11.24
マルク・ロワの2006が、色んなショップで再入荷しています。とくに、ミルランタージュ(結実不良)のブドウ100%で作られたキュヴェは、毎年、瞬間蒸発しますが、結構な量が入荷されたみたいなのと、たぶん、不況のせいで、高級ワインの売れ行きが悪いせいかもしれませんが、まだまだ入手可能のようです。ミルランタージュについては、jeankenさんが詳しく書かれています。☆キュヴェ・アレクサンドリーヌ[2006] 3本セット☆キュヴェ・アレクサンドリーヌ[2006](マルク・ロワ)【3本セット】ドメーヌ・マルク・ロワ[2006] 3本セットDomaine Marc Royドメーヌ・マルク・ロワ3本セット(フランス・ブルゴーニュ地方・赤・貴重限定...ちなみに、プリューレ・ロックのクロ・デ・コルヴェも、ルランタージュ(結実不良)のブドウ100%です。2000ヴィンテージ↓は、安くなってます。プリューレ ロック ニュイ サン ジョルジュ 1erCru クロ コルヴェ 20002006だと、ほぼ倍の価格です。ニュイ・サン・ジョルジュ 1Cruクロ・デ・コルヴェ[2006](赤)
2009.09.20
毎日新聞のニュースに、女子トイレの落書きを分析したドイツの大学院生というのがあった。それ自体は、さほど面白くないのだが、分析結果が興味深い。彼女によると、落書きは「思い込みで自己主張する派」と「自分のことは棚に上げて他人を攻撃する派」に大別され、「結局、人間はこの2種類かもしれない」のだそうだ。ネットの掲示板やブログで主張している人のコメントを読むと、大抵は、この2つのどちらかに分けられるように思う。自分としては、「事実をもとに自己主張する派」でありたいと思っているのだが。
2009.08.15
自分は、自民党の支持者ではない。というか、無党派層に属するのだが、最近の民主党の決定には疑問を感じざるを得ない。(1)夫婦別姓明記見送り夫婦別姓に関心のある人は、おそらく1割もいないだろうから、この決定自体は仕方無いものと思うが、問題はその動機である。「これまでは野党だから(否決前提に)提出できた」有権者は、野党の時のやり方を見て、1票入れるのであって、人気取りで、法案を提出していたとしたら、もってのほかである。(2)海自インド洋給油:民主一転、特措法期限まで「継続」これだって、自民党政権の時に反対をして、給油を止めたのは民主党であった。ところが、自分たちが責任を持たないといけない段になると、給油を続けると言う。これは、あまりに無責任で、当時の責任政党だった自民党が可哀相に思える。(3)高校無償化、来年度から高校は義務教育ではないのだから、全額免除は、国民に対してフェアではない。「不況が深刻になり、高校進学を断念したり、入ったものの中退したりする生徒が増える」からだというが、それなら、奨学金で対応すべき。日本には、返済無しの奨学金が非常に少なく、そういう制度を導入したら良いだろう。子育てを社会でやるという考えには賛同するが、保育所が無くて困っている人たちを助けるのが先だろうに。(4)高速無料化高速道路無料化によって、経済が促進されるかもしれないが、炭酸ガスを減らすと言う国際的な要請がある時に、この政策は退行している。同時に、環境問題対策も行うべきだろう。このような人気取りの政策では、自民党と変わらない。欧米の2大政党は、もっと主義主張が異なっているから、政権選択できるのであり、この調子では、国民の期待は失望に終わるのではないか。おそらく、これなら自民党と変わらない、ということになると、自民党の復活が有り得る。民主政権は、もしかすると短命かもしれない。
2009.07.21
なんで、今頃あるんだろう??(年産300本)しかも2006。シャンボールVV 2007 もあるみたい。ユドロ・バイエ ヴォーヌ・ロマネ[2006]あっという間に売り切れた・・・
2009.07.18
ユドロ・バイエあたりに端を発した、比較的リーズナブルなブルゴーニュが、最近も、いくつか発掘されています。しかし、瞬間に蒸発するものも多く、なかなか入手が難しいですね。今、自分自身が興味あるブルゴーニュをまとめてみました。まず、ユドロバイエは、2007が入り始めています。シャンボル・ミュジニィ[2007]待望の2007年産入荷!!ユドロ・バイエシャンボール・ミュジニー ヴィエイユ・ヴーニュそれから、ディジオイア・ロワイエ。ユドロ・バイエのドミニク・ル・グエンと並び称される、シャンボール新世代のトップランナーだそうです。ディジオイア・ロワイエ ブルゴーニュ・ルージュ [2007]750mlディジオイア・ロワイエ シャンボール・ミュジニー [2007]750mlそれから、クリストフ・シュヴォー。DRCでオーディフレッドの師だったベルナール・シュヴォーとプリューレ・ロックで10年間働いていた息子のクリストフ・シュヴォーが作るブルゴーニュ。ブルゴーニュ・ルージュ[2007]クリストフ・シュヴォーシャンボール・ミュジニー[2007]クリストフ・シュヴォーそれから、ロブロ・マルシャン。クリストフ・ルーミエとドミニク・ル・グエンがアドバイスしていると言われています。[2006] シャンボール・ミュジニー ロブロ・マルシャン今年は、オーディフレッドも、新しいワインが入っています。一樽しかないACブルゴーニュや、モレ、ニュイ、などです。ブルゴーニュ・ルージュ[2007]オーディフレッドモレ・サンドニ[2007]オーディフレッドあ、ニュイは、もう無いですねえ・・・・
2009.07.15
河村建夫官房長官:「密約は存在しない」「事前協議がない以上、核持ち込みはなかったということに全く疑いの余地を持っていない」ライシャワー・元駐日米大使:「ずいぶん前にそういう約束がある」村田良平・元外務事務次官:「前任次官から文書で「引き継ぎ」を受けていた」「日本がウソをついていることは明らか」「なんでそんなウソを言い続けるのかなとぶぜんたる気持ちになりましたね。」現政府高官:「政府見解だからしょうがない。」「文書そのものがないことになっている。」「政府見解として固まっているから、その人の言っていることは正しい、なんて言えない。」
2009.06.30
自民党案によると、「この法律において「児童」とは、十八歳に満たない者をいう。」そして「衣服の全部又は一部を着けない児童の姿態であって性欲を興奮させ又は刺激するものを視覚により認識することができる方法により描写したもの」を「児童ポルノ」とよんでいる。さて、この法律の趣旨は、、、というと、「児童に対する性的搾取及び性的虐待」を防止することであるのだが、この法律で取り締まられる犯罪者は、「児童性愛者」とされるのである。巷で問題になっているのは、宮沢りえの写真集。17歳10か月で撮影されたとされている。この法案が通ったら、1年以内に破棄しないといけないらしい。法案の提案者が答弁しているのだから、立法の趣旨として、使用されるだろうと思われる。しかし、一方で、日本では16歳で結婚できるのである。一つ間違えば、16歳の女性と結婚したら、児童性愛者とか性的倒錯者と呼ばれかねない。そもそも、18歳以下の「児童」は、騙されて、ヌードを撮られたりすることが問題なのであるが、そこまで18歳以下の女性の人間性を疑っているなら、騙されて結婚することは構わないのだろうか。18歳から成人にしようという動きがある今、児童の一瞬後に、成人になるとは、ちょっと笑ってしまうような成長ぶりである。自民党も、本当に脳が無くなってきた。
2009.06.29
正月に行われたイベントがきっかけになって、FIVE JAMが生まれた。それは、Rebeccaの再結成!とはいえ、やっぱりメンバーにとって、RebeccaにはNokkoが重要らしく(当然か・・)、このバンドをRebeccaとは決して言わない。「前に所属していたバンド」とか「ンベッカ」とか本人たちはそう言っていた。昨日、目黒のBlues Alleyで行われたライブ。新曲が2曲、田村直美の曲が3-4曲、あとは、Rebeccaの曲だった。London Boyから始まって、最後はMonotone Boy。Rebeccaの曲のときは、本当にRebeccaの空気が感じられた。アップテンポ、の曲の場合、それは、リズム隊のつくる独特のノリにあることに、最後の方で気付かされたのだが。「真夏の雨」とか、Rebeccaの空気を残しながらsho-taが歌う。それはもう、すばらしいライブだった。ある音域の声が、Nokkoとsho-taはよく似ているので、時々、ダブって聞こえてしまうくらい、sho-taははまっていた。昨日の観客は、Rebeccaのファンのほうが多そうだったが、彼らが、このライブをどう感じているのか聞いてみたいと思った。実は、当時、Pearl(sho-ta)のライブだけでなく、Rebeccaのライブも、結構よく行ってた。Rebeccaの野外ライブとか、朝始発で海岸に行って、ビーチに並んだのをよく覚えている。sho-taがRebeccaの歌を歌う日が来ようとは、当時、想像もできなかったけれど。
2009.06.19
コトー・ド・シャンプノワは、シャンパーニュ地方で作られる赤ワインのこと。シャンパーニュは、ピノ・ノワールでも作られる訳だから、優れたシャンパーニュを作ることができるのであれば、当然、通常の赤ワインも、素晴らしいものができるはず。シャンパーニュはブルゴーニュよりかなり寒いので、そういう気候がどういう風に影響するかも興味が有る。ただ、あまり流通していないのと、高価なものが多いので、手を出し難いのは事実だが、一度は飲む価値があるだろう。お勧めは、ラルマンディエ・ベルニエのもの。2000ヴィンテージを飲んだことがあるが、綺麗に熟成もするし、とても美味しく、値段だけのことはあった。もっとも、当時は、5000円強で買えたが、今は7000円近くになっている。ヴェルチェ・ルージュ・コトー・ド・シャンプノワ1Cru[2005](赤)興味の有るのは、エグリ・ウーリエのもの。こちらは飲んだことが無いが、いつか試してみたい。ただ、値段が10000円強かあ・・・・コトー・シャンプノワ アンボネィ・ルージュ[2005]エグリ・ウーリエ
2009.06.04
キュヴェ・アレクサンドリーヌは、ミルランダージュ(結実不良)の葡萄だけで醸造されたワインで、故アンリ・ジャイエがミルランダージュのピノ・ノワールをこよなく愛していたことは良く知られていますが、ミルランダージュの葡萄100%で1つのキュヴェを造ったのは長いブルゴーニュの歴史でもマルク・ロワが初めてと言われています。楽天では、いつも瞬間に無くなってしまいます。今回もセットですが、ご興味のある方はどうぞ。【新入荷】[2006] マルク・ロワ 3本セットRoy Marc
2009.04.11
売り出し当初は、瞬間蒸発だったのに、今頃、単品でも出ていますね。知りませんでした。ちなみに、パーカーは96点。【ワイン 赤】メッソリオ [2004] 750ml レ・マッキオーレ【ワイン・スペクテーター100点】【パーカーポイント96点】レ マッキオーレ メッソリオ 2004メッソリオ[2004]年・レ・マッキオーレ元詰・トスカーナIGTLe Macchiole [2004] Azienda Agrico...メッソリオ [2004] レ・マッキオーレ メッソリオ [2004]Le Macchiole Messorio 2004ここまでが2万円台。
2009.04.02
このところ、マスコミは打って変わったように小沢氏の非難に明け暮れている。少し前、麻生首相を袋叩きにしていたのがうそのようだ。マスコミは、なんでも批判すれば良いと思っているのではないか、そのことで、世論を操作しているのを自分達はわかっているのだろうか。と思っていたら、マスコミにも、まともな記者はいるようだ。http://mainichi.jp/select/opinion/eye/news/20090401k0000m070158000c.htmlこの記事、僕が今考えていることを、そのまま書いてくれている。「小沢氏の政治家としての二面性である。上半身は改革を唱えるが、下半身で田中角栄元首相以来の旧来型ゼネコン依存体質が抜け切れていなかった。その最後のしっぽを検察に踏まれた」というあたり、言い得て妙である。小沢氏の事件については、マスコミは、一般人にもわかるように、物事の本質をもっと明らかにすべきなのであって、意図的な検察のリークに乗っているようでは、日本のマスコミは、いつまで経っても成長しない。そういうマスコミの情報操作に操られる日本人も短絡的なのだが。「要は、我々が政治家に何を求めるか、であり、クリーン度はそれとの兼ね合いの相対的問題ではないか。」このことを、我々はしっかり考えないといけないと思う。
2009.04.01
今日は、花見がてら、いつものメンバーで日本酒会をした。で、いくつか初めての日本酒を試してみた。(1)山間 T-4一部で熱狂的なファンを持つ「山間」。今年で2年目のお酒。T-4は、タンク4号ということで、1升2730円。香りはうっすらとした感じで、味わってみると、確かに、きれいな水に、上品な甘みが乗る感じ。しかし、後口に、少しアルコール感の残る所が、新潟の酒らしい。機会があれば飲むと思うが、追いかけることは無いと思う。T-6も買わないと思う。(2)仙禽 しぼりたて 純米吟醸無ろ過生原酒 八反錦スペックは、【アルコール度数】17%台【原料米 麹米】八反錦【原料米 掛米】八反錦【精米歩合】麹55%、掛55%【日本酒度】-2【酸度】1.9【酒造年度】20BY栃木県の蔵元で、4合1500円。香りは、少し酸が強いか。飲んでみても、うーん・・・これは、失敗作の村祐に通じるものがある。かなり酸っぱくて、それに見合うだけのふくよかさが無い。(3)三芳菊 特別純米無濾過生原酒 おりがらみ 阿波山田錦 精米70%スペックは、【アルコール度数】17度台【酒造年度】20BY(平成20酒造年度)【原料米 麹米】阿波山田錦【原料米 掛米】阿波山田錦【精米歩合】麹70%、掛70%【日本酒度】+3【酸度】1.7徳島県の蔵元で、4合1402円。これは、米の甘みがとても快い。果実の甘みというより、米の甘みを感じる。にごっていて、少し発泡。全体のバランスは良いが、インパクトは欠けるかな。(4)三芳菊 特別純米無濾過生原酒 阿波山田錦まさか、三芳菊が重なるとは思わなかった。スペックは、【アルコール度数】17度【原料米 麹米】阿波山田錦【原料米 掛米】阿波山田錦【精米歩合】麹60%、掛60%【使用酵母】徳島酵母【日本酒度】+3 【酸度】1.5で、4合1612円。たぶん19BY。こちらは、まるで青リンゴの味わい。しかし、それにしては、少し雑味が気になる。同じ青リンゴなら、郷乃誉「黒吟」のほうが、香りは華やかで、雑味は少ない。総括としては、あまり新たな発見は無かった。この日最も美味しかったのは、これ↓。くどき上手 純米吟醸 生 にごり酒 亀の尾完全に勝負あった感じがする。スペックは、■原料米:羽州・亀の尾■精米歩合:50%■使用酵母:M301■日本酒度:-8.0■酸度:1.3■アミノ酸度:1.0■アルコール度:17.1%甘みが強めだが、とても上品で、非常に綺麗なコクがある。嫌な香りや味わいが全く無く、バランスも抜群。去年、これを紹介して、ハマってしまった知り合いがいたが、今年も非常に出来が良くて、美味しすぎて危ないお酒だと皆が言っていた位。年間を通じても、ベスト3に入ると思う。
2009.03.28
数年前に、カイユー2004が、セールで900円くらいで売っていて、それを飲んだ時に感動して、かなり買い占めたことがあった。レストランのソムリエとかに飲んでもらっても、かなり驚きの味わいだった。樽を使っていないグルナッシュ100%のワインなのだが、とても1000円のワインとは思えないくらい、複雑な味わいだった。飲んだ後の澱が本当にすごくて、大きな塊になっていて、最後の方を注ぐと、澱がグラスに落ちて、底に溜まっていた。そのヴィエーニュ・ヴィーニュが、この2005。味わいの方向性は同じだが、本当に透明感があって、綺麗な味わい。この値段にして、この透明感は、ちょっと驚いてしまう。フィルターはかけているらしく、以前のように澱が有る訳ではない。樽を使っているようでもあるが、本当にバランスがよくて、樽が出しゃばる訳ではなく、とてもエレガント。カイユーVV2005は、まさに「大人になったカイユー」という感じで、やんちゃだったカイユ-2004も懐かしく感じられる。[2005] カイユー ヴィエイユ・ヴィーニュ / ドメーヌ・ド・ラ・スールCailloux Vieilles Vigne...
2009.03.19
今日は、Vin du 268 の店長、大西リキさんが、わざわざ神戸から来られて、s.l.o.でワシントンワイン会を開催された。以下は、出されたワインとリキさんの紹介文である。スパーク/2001 ドメーヌ・サン・ミッシェル/ラックス ワシントン州のワインを語るときに忘れることが出来ないのが、艦船の空母のような存在のサンミッシェルを忘れるわけにはいかない。スパークリングワインためにドメーヌ・サンミッシェルを立ち上げたほど。ならそのトップキュべを飲まずには居られない。 スペックでは、シャンパーニュ地方でさえ02・03年のキュベが出回る中、この価格で、この手間の入れようは、相当期待する。 皆様とご一緒に初体験できることを嬉しく思います。白/2007 レコール No. 41/エステート ルミネス セブンヒルズ ヴィンヤード ボルドー品種では圧倒的な酒質を我々に提供してくれるワシントン州。白もボルドー的な樽負けしない均衡の取れたワインが生まれる。同じ飲むなら優良畑のものを楽しみたい。カリスマなレオネッティとも共同所有し、葡萄園としては、とある専門誌でベスト10の仲間入りを果たした、ワラワラヴァレーの「七つの丘」というなのこだわりを共に楽しみたく思います。 白/2006 デリール・セラーズ/シャルール・エステート・ブラン こちらの白は世界的な標準で公正に見ても、かなりのレベルであることをご実感して頂けるのでは無いでしょうか。各畑、各ボルドー白品種を見事なブレンドで、それをこれでもかと贅沢なコストをかけた熟成は、フランスはセガンモロー社の新樽を100%、それでも、果実は樽に負けずに均衡を保つ。 究極の世界的ハイレベル白ワインをシャルドネでは無く、このボルドーブレンドから皆様と共に楽しみたく思います。 赤/2006 ダンハム・セラーズ/スリー・レッグド・レッド 赤の一本目はワシントン独特のスタイルをお楽しみ頂きたいと思います。ボルドーブレンドに、シラーをアクセントとしてブレンドされたワインです。過日に放映された「神の雫」での「団欒」をテーマにしたワインが登場しました。銘柄こそ違えど、このワインには、その団欒に「優しさ」を加えたスタイルを皆様と共に楽しみたく思います。 赤/2005 アンドリュー・ウィル/ツゥ・ブロンズ ワシントン州のワインを飲んだことが無くとも、この生産者は信頼できると確信を持っています。ツゥ・ブロンズは畑名です、それは樹齢がまだ5年と若いのです。若い間は品種の個性が出て、そのテロワールを表現し始めるのは通常樹齢が8年を迎えた頃と言われます。私が主になって行う東京初ワイン会は、この様な、まだ個性を表現しきれない所からの、もどかしい美味しさを共有したく選んで見ました。赤/2005 ロング・シャドウズ/ペデスタル・メルロ ドメーヌ物とネゴシアン物とでは取引価格が異なって参ります。それは自分の所で育てた葡萄を使用するからドメーヌ物の方が高価に取り扱われるのです。 なら世界を股に駆けて飛び回るカリスマコンサルティングのミッシェル・ロランが自身でも出資したワイナリーのワインはどう造るのか?ミッシェル・ロラン色か、ワシントン色か、そしてそしてそれは今夜の〆のワインとして相応しいものとなるでしょうか。 いやいや、そのお気持ちは、皆様と一緒に楽しい検証をして参りましょう。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー引用ここまでこうして、ワシントンワインを並べて飲んでみると、やっぱりボルドーを向いているなあと、つくづく思う。
2009.02.05
<送料無料!>サプライズ!ユドロ・バイエ幻の村名ワインの入った3本セットなんだろう。ヴォーヌ・ロマネかなあ・・・??今見たら、あと6セット。
2009.02.03
日本酒好きの方は、このブログに書かれていることを、一度読んで欲しいと思って、この記事を書くことにした。僕も、これと似たような経験をしたことがある。ある店のHPには、直接話したくて、ネット販売はしないので、電話でも良いから尋ねて欲しいと書かれていた。いざ電話してみると、ぶっきらぼうなお年寄りが出てきて、突然電話をかけてきた人には飛露喜は売れないとのことである。もっとも、僕の場合、幸いなことに、情報網が発達していること、馴染みの「真っ当な」酒販店さんと知り合いであること、があって、而今や飛露喜や村祐は比較的容易に入手できる。十四代も、たまにではあるが、入手可能だ。もちろん、これらは、プレミア価格無しで。幻のお酒というのは、実は「幻」でも何でもないことが多い。多くの場合、酒販店が、一般消費者に売らずに、飲食店に売る。その結果、一般に流通しなくなり、どこからか流れ出たお酒が、プレミア付であったり、オークションであったり、高値で売られるのである。一方、出し惜しみしながら、少量だけ一般消費者に売るような酒販店も存在する。某○天市場では、これらのお酒は、プレミア付またはセット販売でしか売られていない。これについて、一度、市場に抗議のメールを書いたが、販売方法は、各ショップに任せているとのことで、自分たちでは何もする気がなさそうである。以前から、しばしば書いているが、僕自身は、プレミア付で販売しているショップから、通常の商品さえ買う気は一切無い。プレミア販売は、日本酒業界のためにならないからだ。僕は、十四代も好きで、毎年、何本も飲んでいるが、それはone of themとして美味しいからであって、今、十四代がなくなっても、実際のところ全く困らない。実は、僕にとっては、無くなると困る蔵元が、2つある。「くどき上手」と「獺祭」である。これらの蔵元は、とても良心的・・・というより、気概がある。「獺祭」の桜井さんは、獺祭を幻にしたくないという。獺祭のように、幻にしたくなければ、実際に可能なのだ。蔵元日記にも面白いことが書かれている。「超高級店ではワインとシャンパンに競り負けて相手にされず、大衆店では供給側の酒蔵とか酒販店が「幻」戦略で供給を絞るため実際には物が無く、頼みの綱の地酒こだわり市場はあまりにマニアックすぎるのとこだわりが行き過ぎて一般のお客には入り込めない、という現状があります。これで日本酒が売れたら奇跡のような話です。」もちろん、これらの蔵元のお酒は、とても美味しい。あれだけ多量に流通しながら、あのレベルの味を保つことができるのは、獺祭やくどき上手の技術力の賜物であって、その意味では、十四代を幻にしてしまった高木酒造より、はるかに賞賛されて良い。くどき上手は、作りや味が十四代ととても似ていて、しかも安い。ブラインドで飲んだら、お酒のレベルは区別が付かないどころか、くどき上手のほうが安いことが多々ある。最初に挙げたブログの作者は、今後、十四代を購入しないことにしたようだが、購買拒否は、自己満足はできるが、それ以外の効果が薄い。まず、消費者が、プレミア付のお酒や、オークション販売を無視することで、もっと大きな効果は生まれないだろうかと思っている。それと共に、獺祭やくどき上手のような蔵元を応援していきたい。
2009.01.15
1月4日、高円寺のShowboatでレベッカ再結成!メンバーは、土橋安騎夫(Key)高橋教之(B)小田原豊(Ds)中島オバヲ(Per)是永巧一(G)そして、ボーカルのnokkoは子育て中のため、ボーカルを田村直美(sho-ta)に変えて、真夏の夢、olive、monotone boyの3曲を披露。すっごく良かったです。sho-taのほうが、声が少し大人びているのと、バンドの技術が格段に向上したので、以前と比べて、10歳くらい年上のレベッカが聴けました。別バンドで参加していたウッドベースの平川さんが、リハーサルの様子を書いておられます。http://www.fsinet.or.jp/~masao/deep/200812.html本当、レベッカの曲が初めからsho-taの曲であるかのように、また、sho-taも、いつもよりバンドのボーカルとして、それぞれが融合した形で、レベッカが蘇っていました。また演ってくれないかな。
2009.01.05
《2008年歳末・秘蔵ワイン福袋A》ジャッキー・○ルショー グランクリュを含む5本入り!15時15分現在、残り1個。
2008.12.31
※入荷当時価格でのご案内です!!【パリゾ】ジュヴレ・シャンベルタン・エヴォセール[2002](赤)ブルゴーニュは難しくて、よくわかりません。(ボルドーもよくわからないのですが。)アンリ・ジャイエの弟子であるパリゾ。至る所で評判がすごくいい作り手ですが、どうも、自分には合わないようで・・・試しに飲んでみるには、値段が・・・ワイナートによると、「また熟成時の新樽比率が高いため、ワインが若いころは樽香のニュアンスがはっきりと感じられるが、年月とともにワインに溶け込み、上品なアロマと調和の取れた味わいに変わっていくのには驚かされる。」ということなので、2002辺りを試すのが良いのかもしれませんが、この値段だと、アルターレに走ってしまいます。
2008.12.30
ラ・ルナ[2007]ブルノ・デュシェン、志村さんのところでも、いろいろ出ています。それにしても、セールの多いこと。ウィンが売れないんでしょうか。
2008.12.29
パカレのヌーボー21,000本のうち、3本にキイロショウジョウバエの混入が見られたため、野村ユニソンが、未消費のボトルの自主回収をしている。詳細はこちら。実は、alarさんのお店の方が詳しいのだが、「瓶詰め前の新しいボトルを、カバーのフィルムを取った(むき出しの)状態で、1パレット(120本分)を2時間程戸外に放置してしまった」のが原因なので、自主回収の対象となる商品が「全て未開封のワイン」であって、すでに消費された分に関しては保証の対象外なのだそうだ。そもそも、ショウジョウバエは、ブドウジュースやワインが大好物で、そのため、ワイナリー周辺には沢山いると思われる。ぞれにしても、単なる瓶120本を戸外に2時間放置して、そのうち3本以上にショウジョウバエが入るのは、かなりの頻度であって、ちょっと説明に信じ難いものがある。もっとも戸外に放置したとしても、お粗末な気もするが。もし、戸外に放置したことが原因なら、ショウジョウバエ以上の問題が生じる可能性があると考えるのは考え過ぎだろうか。しかも、ヌーボーなんて、ほとんどが、とっくに消費されていると思われるので、未開封のワインだけが回収対象というのは、事実上、無意味な措置だと思われる。ちょっとお粗末な事件と対応だった。
2008.12.28
[2006]シャトー・イガイ・タカハ シャルドネ サムライ・ビューティー サンタ・リタ・ヒルズ実は、このサムライ・ビューティーは、「今年のこの1本!」に選んだダイアトムを一樽分だけ(288本)樽熟させたもの。カリフォルニア・ワインのコミュニティー「CWFC」の主催者でもあり、麻布十番のレストラン「CWG」、神楽坂のレストラン「slo」のオーナーでもあり、Vin du 268の親会社であるクラッシュ・パッド・ジャパンの代表でもある、杉本隆英氏の企画による。サムライ・ビューティーは、パーカーも、コメントでノン・オークと間違えているように、オークを感じさせず、非常に繊細なシャルドネに仕上がっている。しかし、ダイアトムと飲み比べると、フラットになっていて、味わいの立体感に欠ける。非常に大胆な味わいのダイアトムであるが、サムライ・ビューティーは、そこから、長所と短所を同時に削ぎ落とした感じがする。パーカーポイントは、ダイアトムが94点、サムライ・ビューティーが95点、どちらも素晴らしい点数をもらっているが、個人的には、ダイアトムを上にしたい。1年後、再度飲み比べをしたいと思っている。
こちらは、「この1本」を除いた赤のベストワインと白のベストワイン。過去を振り返ると、 2005年 オルネライア 2001 フェルトン・ロード ブロック1 2003 2006年 シャトー・オーゾンヌ 1999 プラネタ コメータ 20042007年 バローロ アルボリーナ 2000 ドメーヌ・ル・ブリソー ガリマティア 2004今年は白が「この1本!」だったので、赤は、これがベストワインになる。バローロ ヴィネート・カンペ 2000 / スピネッタ力強いバローロだった。他のバローロと比べると、スケールが別格で、バローロの偉大さを感じさせてくれる。白のワイン、実はもう1本、印象に残っているのがあり、この名前も残しておきたい。ジャニエール サン・ジャック 2004 / ドメーヌ・ブリソーシュナン・ブラン100%。上品な白い花の香りと白系果実の味わい。甘み、苦味、全てが繊細で複雑で、この白ワインも忘れられない1本。うーん、やっぱり、こちらが表ベストワインみたいだ。
2008.12.27
毎年、「この1本!」は、客観的ベスト1ではなくて、とても印象に残ったマイベスト1を選んでいるのだが、ここ4年を振り返ってみると、こんな感じである。2004年 ルビコン 1997 2005年 ベルヴェーゼ 20022006年 ル・ドーム 19992007年 チャールズ・クルッグ シラー リミテッド 2002なんか、裏ベスト1のような趣になっているが・・・で、今年は、何と、白が「今年の1本!」。ヒューバー・シャルドネ 2006 / ダイアトムこのシャルドネを一口飲んだ時のショッキングな印象は忘れられない。樽を使っていないのに、この価格。でも、それだけの価値は十分備えている。塊のような果実味があるのにかかわらず、透明感抜群で、しっかりした、きれいな酸も持ち合わせている。大胆さと繊細さを兼ね備えている白ワイン。これを飲むと、シャルドネに樽は要らないと思ってしまう。
こんなに残っていると、追加したくなってしまう・・・ブルゴーニュ・ルージュ[2006]ユドロ・バイエ(赤ワイン)
2008.12.26
コメント(3)
なんか、セール紹介シリーズみたいになってますが、本当に、ブルゴーニュが値下がりしています。ちょっと驚き。今度は、かわばた酒店さんで、アルローが異様に安いです・・・ほぼ半額くらい。定価で買うのが、ちょっと馬鹿らしくなるお値段です。ジュヴレ・シャンベルタン [2006] が3,150円モレ・サン・ドニの1級[2006] が4,074円ジュヴレ・シャンベルタンの1級 [2006] が5,040円
2008.12.19
オーディフレッドが全体に値下げ傾向ですが、これは特に安いです。ジュヴレ・シャンベルタン・レ・マルシェが税込み5,000円以下だと、本当は、1ケースでも買いたいくらい。ジュヴレ・シャンベルタン・レ・マルシェ[2006]オーディフレッド
2008.12.18
赤も白も一杯あります。欲しい方はお早めに。ブルノ・デュシェン VdPデ・ラ・コート・ヴェルメイユ -ルージュ-「ラ・ルナ」2007
2008.12.16
昔、「ワインはコルクを通して呼吸している」と言われましたが、その考えが否定されたことがあります。そして、気体の酸素無しに、ワイン中で酸化還元反応が起きることも示されました。しかし、コルクとスクリューキャップの熟成速度の差を考えたとき、コルクは空気を通すとしか思えません。とshuzさんのブログでコメントしたところ、反論を頂きましたので、自分のブログでコメントしたいと思います。液体には凝集力があるので、液体は通さないが気体は通すという大きさの穴があります。そういう穴でワインと空気が接していると、徐々にではありますが、ワインの酸化が進みます。この、極めて微小なレベルの酸化が、ワインの熟成に都合が良かったので、古来の知恵として、ワインの封入にコルクが使用されるようになったのかもしれません。開栓すると酸化が急激に進むことから、空気との接触は(あったとしても)、非常に微細なものであると思われます。「ワインはコルクを通して呼吸している」ということからイメージされるように、空気が泡のようにボトルの中に流入する必要はありません。接しているだけでそのくらいの酸化は進むと思います。もちろん、ワイン中で、気体の酸素無しでの酸化還元反応も起きているので、それら両方の反応の結果が、我々の見ている「熟成」なのではないでしょうか。古い概念が否定されたあと、その概念が新しい形で蘇ることは、珍しいことではありません。大切なことは、そのときの知見を、偏見無く眺め、解釈することだと思います。コメントにも書きましたが、コルクが空気を通しているのが事実かどうかはわかりません。しかし、今現在の事実において、コルクとスクリューキャップの熟成速度の違いは、コルクが空気を通さないとすると説明がつきません。僕は、もともと実験科学者でしたので、そういう場合は、コルクが空気を通すと仮定して、それを証明するための実験を行ったものです。その結果、都合の悪い事実が現れたら、その時点で、その仮定を考え直します。将来、新しい知見が蓄積して、コルクとスクリューキャップの謎が解け、やっぱりコルクが空気を通さないとなる可能性は否定しません。もしかすると、極めて簡単な事実を見落としている可能性がありますし、今でも「コルクが空気を通さない」と仮定しなければ説明がつかない事実が現れたら、考えを改めます。しかし、そのような事実は、今のところ知りませんし、Andyさんが指摘されたような、コルク中の空気も、シャンパンコルクも、空気の流入問題も「コルクが空気を通さない」という仮定を強く支持するものではないと思います。
2008.11.26
今メールが来て、ついに訪問者が100000を超えたようです。100000 2008-11-14 07:59:06 ***.yahoo.net最近、更新が減っているのですが、それでも、訪問して頂いて、有り難うございます。今後とも、よろしく御願いします。
2008.11.14
最近、裾のクラスのブルゴーニュが多かったが、今日は村名。ブログとか、あまり飲んだ人が見つからなくて、自分で開けてみた。白い花、赤い花の香りがぱっと開いた感じで、すごく良い香り。味わいは、赤系果実味が強く、しかも透明感がある。決して濃厚ではないが、コントラストはハッキリクッキリしているイメージ。しばらくすると、綺麗な土の香りが混じり始めた。それでも、透明感は全く落ちない。値段からすると、非常に美味しいが、1年くらい置きたい感じ。あまりにフレッシュすぎて、あとほんの少しだけ落ち着いたら最高。アンヌ=マリー・ジル ニュイ・サン・ジョルジュ・レ・ブリュレ{2005]
2008.10.25
リアルワインガイドで旨安大賞を取ったヴォルピのプリミティーボを飲んでみた。「味は甘くて果実味は強いんだけど、ちゃんと複雑性もある」と書かれていて、なるほど、その通りだと思った。「誰からも、美味しい、と感じられるイタリアワイン」とあったが、ブラインドで飲まされたら、イタリアワインだと思わない。むしろ、ジンファンデルだと思ってしまいそうだ。同じブドウ品種なので当然だが、イタリアワインに特徴的な酸があまり高くないのである。もっとも、ジンファンデルほど,仁丹臭さは無いので、飲みやすいワインではある。それにしても、このワインを88+と付けるのは、どうだろうか。例えば、ユドロバイエのパスグラは86であるが、これらを単純に比較できるのだろうか。というのも、いくらブラインドで点数を付けているからとはいえ、飲んだ瞬間、プリミティーボかジンファンデルだろうということはすぐにわかる。それに比べて、ユドロバイエのパスグラは、薄旨なエレガントさが絶妙であって、プリミティーボが、2点以上高いと言われても、かなり違和感が有る。そもそも、プリミティーボでできたワインは、通常、値段がそれほど高くない。リアルワインガイドの点数は、価格と関係ないようだが、実は消費者にとって、それは意味が有るのだろうか。自分なら、ワインに点数の代わりに値段をつけてみて、それを評価としたい。このワインなら、いくら払って飲むだろうかと考える。あるいは、いくらなら買わないかを考えて、そのギリギリの所を評価とする。例えば、今回のワインであれば、プリミティーボの場合、3000円なら絶対買わないと思う。2000円ならぎりぎり買っても良い。3000円出せば、もっと美味しいプリミティーボかジンファンデルが飲める。パスグラは、3000円でも買うだろう。ブルゴーニュ全体に価格が高く、ACブルゴーニュでも、軽く3000円はする時代だからだ。なので、今回のプリミティーボは20点、バイエのパスグラは30点としたい。僕は、実際に同じ値段なら、絶対にバイエのパスグラを購入することは間違いない。リアルワインガイドのテイスターは、たとえ同じ値段でも、プリミティーボのほうを買うのだろうか・・・プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア[2006]ポッジョ・レ・ヴォルピブルゴーニュ・パストゥグラン[2006]ユドロ・バイエ
2008.10.18
今日10月1日は「日本酒の日」なのだそうだ。その由来は、新米で酒造りを始めるのが10月で、酒壺を表す「酉」の字は十二支の10番目、さらに当時の「酒造年度」が10月1日から始まったことから、日本酒に関係の深いこの日を「日本酒の日」としたようだ。販促の一環だと思うが、日本酒の売り上げが伸びて、良い日本酒が増えれば、それはそれで良いことだから、まあ、良しとしよう。そういうわけではないが、今日は獺祭の「磨き50 純米大吟醸 無濾過生原酒」と「磨き50 遠心分離おりがらみ」を飲み比べてみた。獺祭の場合、原酒と言ってもアルコールは16~17%に過ぎない。(加水したお酒で、15~16%)これは、使っている酵母のせいで、アルコールが上がらないのだそうだ。無濾過生原酒は、年に一回の出荷で、以前はリンクにあるように12月出荷だったが、今年は既に出荷されている。獺祭は、四季醸造といって、年中お酒を醸造できるので、夏でもフレッシュな生酒が楽しめるのである。そもそも獺祭のスタンダードなお酒は、非常に綺麗な酒質で、あまりに綺麗すぎて、自分には少し薄すぎるように思える。なので、無濾過生原酒やおりがらみのほうが、断然好み。無濾過生原酒は、きれいなまま、酒質を強くした感じ。遠心分離おりがらみは、味を濃くするのではなく、旨味を乗せた感じ、香りはどちらも獺祭特有のもの。でも、両方とも、今の気分だと、ちょっと濃いかなあ。。。3割9分磨きの方が、個人的には好みだが、もちろん、他のお酒と比べると、断然美味しい。獺祭を飲み始めた頃に比べると、蔵元がとても大きくなって、とても良いことではあるが、蔵が大きくなると、往々にして、酒質が低下するようになる。獺祭には、酒質を落とすことだけはせずに、頑張って欲しいと思うのだが。[山口県] 旭酒造 獺祭 純米吟醸50 ≪12月限定無ろ過本生原酒≫ 720ml獺祭 おりがらみ 50 遠心分離生酒↓一番の好みは、「磨き39 おりがらみ」獺祭 おりがらみ 三割九分 遠心分離生酒
2008.10.01
たまたま、丸の内のお店の前を通りがかったので、グラスワインで自社ラベルのワインを注文してみた。香りをかいでみると、明らかに酸化臭がある。開栓後しばらく経つと生じるミントに似た酸っぱい香りである。飲んでみると、状態が悪くないワインを開栓して、数日セラーに入れたような香りと味わいがする。そこで、開栓してからどの位経つか聞いてみた。戻ってきた答えは、「窒素封入できる機械で管理しているので、酸化するはずが無い」というものだった。確かに、Bisty'sと同じ機械を導入しているようだ。しかし、酸化臭がするのは事実である。ソムリエに臭いをかいでもらうと、「最初、還元香とか豚小屋みたいな臭いのする、ちょっと変わったワインだと思ったが、もともと、こういうワインだ」と言う。しかし、還元香を言っているのではなくて、酸化臭を言っているのだ。そもそも、還元香だと、数日おけば飛ぶだろう。家に帰ってきて、開栓して1週間ほど放置したワインの臭いを確認すると、やっぱり同じ臭いがする。もっとも、店で飲んだワインは、そこまで強烈ではなかったが、弱いながらも同じ臭いがした。個人的には、たまたま機械へのセットの仕方が悪く、酸化してしまったのではないかと思っている。余談だが、たまに見かける窒素封入機は、そこまで信頼できるのだろうか。大規模に、その機械で管理しているのがBisty'sなのであるが、Bisty'sのワインには、状態の良さが感じられず、ほとんどのワインは、味わいがフラットになってしまっている。それが、店の保存のせいなのか、機械のせいなのか、区別がつかない。それにしても、「機械で管理しているので、酸化するはずが無い」と信じこむこと自体おかしいと思う。たまたま空気が漏れたとか、そういうミスも起こりうるはずだ。もし、最初から、こういうワインだとすると、いくら自社ラベルのワインだからと言って、こんなワインをグラスワインで提供しないでほしい。だって、1杯2500円もするのだから。
2008.09.20
今回のワイン会は、村名中心に、柔らかい味わいのブルゴーニュを集めてみた。白は、2本。(1)シャブリ・グラン・クリュ・レ・クロ 2004 / クリスチャン・モローグラン・クリュだけあって、ミネラル一杯のなかに、コク・旨味もあり、最後に蜜のような味わいが舌の上に残る。クリスチャン・モロー シャブリ・グラン・クリュ・レ・クロ 特級 2004(2)マコン・クレッセ・ルヴルーテ 1999 / ドメーヌ・ド・ラ・ボングラン1本目とは違って、濃厚さを楽しむワインだが、酸がしっかりしていて、さわやかな甘さとすっきりした味わい。その中に、貴腐香がたっぷりあるので、これは美味しい。デザートワインまで甘くないので、前菜にぴったり。ドメーヌ・ド・ラ・ボングラン マコン・クレッセ・ルヴルーテ[1999]750ml(ブルゴーニュ・白ワ...(3)アロース・コルトン プレミエ・クリュ レ・フルニエール 2005 / トロ・ボー赤ワインは全部で5本。そのうちの1番人気がこれ。リアルワインガイドでは、極めて評判が良かったワイン。濃厚さというより、深い味わいの中に、透明感とエレガントさがあり、非常に美味しい。酸が少し低めなので、赤果実でもなく、土っぽさもそれほどなく、黒果実でもなく。果実味がしっかりあって、しかし、決して単調ではなく、味わいの多層構造が感じられる。透明感が抜群なだけに、その多層構造の深さが、とても深遠な感じがする。ただ、もう少し寝かせても良いかも、という意見もあり、おそらく、酸が低いので、果実味を抑えた方が、バランスがよくなるということか。↓リンクは2006[2006] Aloxe Corton Fournieres - Tollot Beautアロース・コルトン フルニエール - トロ・ボー(4)コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ 2006 / ジャン・マルク・ミヨ数日前に感動したワイン。これを飲んだ瞬間に、「これは美味しい」と何人か。やっぱり、美味しく感じるのは同じなのだと安心した次第。トロ・ボーよりも、味わいは薄めで、よりエレガント。味わいの重層さという意味で、こちらの方が層が少なく、後味も短い。香りは、こちらの方が上か。白い花の香りまでする。ただ、オーディフレッドが、グラスから溢れるような香りなのに対し、こちらは、もう少し、ワインの表面に漂うような香り。値段を考えると、トロ・ボーよりこちらかも、という意見も。ジャン・マルク・ミヨコート・ド・ニュイ・ヴィラージュ2006 赤 [750ml]コメント欄、復活させました。
2008.09.14
ユドロ・バイエのパスグラが売り出されています。ガメイ2/3、ピノ・ノワール1/3のブレンド。こちらは結構入手しやすいみたいです。美味しいのかなあ・・・・・ただ、値段が、2300円台の所が多い。2700円でACブルゴーニュが買える所、400円違いで、パスグラ買うかなあ・・・・↓リンクの所だけは、2100円なので、ここで試してみる価値はあるかも。【新入荷】[2006] ブルゴーニュ パストゥグラン ユドロ・バイエBourgogne Passetoutgrain H...
2008.09.10
感動のブルゴーニュだった。いろんなショップのコメントを見ると、ジャン・マルク・ミヨって、コーヒーとかモカとか、そういう単語が並ぶので避けてきた面もあるが、少なくとも、CNV06は、全然そんなことがない。甘さはあるが、コーヒー系ではなく、和三盆系。赤ワインなのに、白い花の漂う香りが何とも言えず、含み香にもキンモクセイのような香りがあって、上品な甘さが加わる。旨味もあり、透明感もあり、濃いワインでは決して無い。あまり大きいグラスにすると、香りの良さが引き立つが、余韻が短くなってしまう所がこのクラスの限界か。今週、久々にブルゴーニュのワイン会があるので、もって行く予定のワインを変更して、これを加えるつもり。コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ[2006](赤)ドメーヌ・ジャン・マルク・ミヨ
2008.09.08
ネットでブログの感想を調べてみると、かなり評判が良い。しかし、「埃っぽい」「獣臭」「革」というような単語が並んでいて、おそらく、同じものを味わっているのではないかと思われる。また、「モカ」「コーヒー」「バニラ」というのもあり、これは樽から来るのであろう。パーカーのコメントによると、古樽から来るカラメルやレジンの香りがあるともされている。購入する前に、こういうコメントを検討したはずだったが、なかなか、そこから本質を見抜くのが難しい。人によってスタンダードが違うので、果実味があると言っても、自分にとってどの程度あるかは全くわからない。オーストラリアワインやチリワインが好きな人にブルゴーニュを突然飲ませたら、何を飲んでも酸が強すぎると言うだろう。また、人によって、快い臭いと不快な臭いは異なっている。検出閾値も異なっているだろうし、認知したとしても、何から来るかわからず、表現しない人もいるだろう。あるいは、フェノレを良しとする人たちもいるし、ビオワインによくある腐敗臭も気にしない人たちもいる。美味しいワインを選択するのは難しい。
2008.09.06
うーん・・・ショップの能書きを信用したのがまずかった。というか、信用はしてないんだけど。想像していた味わいと全く違っていただけで。いつもながらこのショップのコメントには、ある意味、KBとは違った意味で辟易するのだけど、なんで、あの味わいで、このコメントが出てくるのか全くわからない。そもそも、このブルゴーニュ、果実味はそんなに強くない。「洗練されたスタイル」と書かれているが、樽香が強すぎて、エレガントさのかけらもないし、透明感が感じられない。(他のショップのも読むと、これはインポーターの受け売りのようだ)しかも、樽にしては、香りが雑すぎるし、不衛生な香りが感じ取れる。ワインの状態が悪いわけではないのだが。「赤い花菫、薔薇、沈丁花、ハイビスカス、カシス、ブラックベリー、グリオット、プラムドライラズベリー、山査子、デーツ、赤身肉、炙った肉、レザー、鞣革、黒胡椒、香菜、丁子、杜松の実、甘草、ローズマリー、樽香、武夷岩茶、コーヒー、煙草、腐葉土、濡れ落ち葉、森の下草、湿った土、黒い土、ミネラル」食料品にしても、化粧品にしても、成分表示は成分の多い順に表記されているのだが、これは、ただ並べているだけで、ここから、あのワインの印象は全く得られない。自分なら、まず「不衛生な樽」と書くだろう。「ジュヴレ・シャンベルタンだと言ってブラインドで出されたら分からない」とも書かれているが、村名レベルには程遠い。確かに、方向性としては、シルヴィ・エモナンのジュブシャンに近いものがあるが、完成度が違いすぎるし、おそらく、樽のグレードも全然違うのだろう。ジュブシャンのテロワールは、全く感じられない。美味しくないかと言われると、そういうわけでもないが、飲んでいて楽しくない。こういうワインを絶賛するのは、ワインおたくの良くない性癖だと思う。ジョセフ・ロティ ブルゴーニュ・ルージュ・キュヴェ・ド・プレソニエール[2005]750ml