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恐れ多くも愚民が申し上げます

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Apr 12, 2007
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カテゴリ:カテゴリ未分類
今日から新学期が始まるのだが、案の定、行けなかった。
成績を見ることも出来ていない。こういう自分は何とかならんものか。

理想の自分になりきるブログとして始めたのだが、趣旨を見失いつつある。
もうやはり、自分の汚いところや情けないところを隠し続けていると負担で仕方がないからだ。


今日も何となく、印象から引っ張り出してきた台詞の一つを書いてみる。
「あんな星、なくなっちゃえばいいのにって、そう思うよ。」
某小説(アニメを元にした)で、月から地球を見ながら…というシチュエーションで言うものであって、実際にどうかは知らないが、その小説の中では地球は「頭上を仰ぐと見える」ということになっている。
地球の大きさは月の三倍なので、そんなものが頭上に存在していたら圧迫感があってしょうがないだろうから、邪魔に感じるのも確かにそれもそうかと思う。

小説世界での地球が、そういう圧迫感を与えるものの比喩として存在しているんだったら結構深いなぁと思う。
未来においてたとえ開発されたとしても、月が住みよいところだとは到底思えないから、住んでいる人が(半ば自由な意思で移住したとしても)「追いやられた」と感じていて、尚且つそうそう地球に帰れないのなら、(小説世界のように)意識が自然と歪んでくるのではないだろうか、とか思ってみたりする。
その世界では月に住んでいる人たちの間に、要は選民思想が存在していることになっている。
実際に月に人が住むようになれば、あり得なくは無いと思うんですが、どうだろう。
住めば都というのは一種の強がりなのではないかなぁ。

ここまでは良いけれど、民族独立運動が高まっているという設定もある(笑)。
でもこの場合、人種も国籍も違う人の集まりなわけだから、どう民族を定義するんだろうね。
もしかして作った人は、民族という概念が実はよく分かっていないのじゃないのかしら、と思ってしまったりもする(爆)。わたしにも分かっていないのかもしれないけどさ…
難しいよねぇ政治って!
敢えてその、実際の政治を扱った文脈に普通に出てきて、論点になり得る概念をアニメで取り上げた勇気には感心しないわけじゃない。普通はタブーじゃんね、普通は。





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最終更新日  Apr 12, 2007 01:09:25 PM
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