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2019.04.20
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カテゴリ:表沙汰
気分がよろしくないとき、考えるのは、どうやってたら自分から抜け出せるか、である。私はいま、物理的状況下にあって、私であって、私の目の前に視覚が広がっている。この視覚は、私が動かなければ、動くことがない。私に私が固定されている。

 が、こんなものがリアリティであってたまるか。なぜ私が、私などという容器のなかに入っているのか。それが諸悪の根源だ。私は私を抜け出したい。私の肉体と、私の状況を抜け出したい。私は私の真のリアリティに思いをはせ、そこへ行けるよう意思を使って念じるが、私は私のまま。

 多くのオカルトを試してみたところで、私は私のままである。科学哲学の議論だけが、少しばかりの「私が私である疑い」をもたらす。すなわち、記憶が間違っている可能性である。私はいままで、私だと思い込んできたが、私ではない可能性くらいだ。

 この世の不条理にストレスを感じ、それでも世界は変えられない、悪い選択肢しか残されていないことに、思いをはせると、次に思うのは、「私が死んだあと、私は再び人間になるのだろうか?」
 私が死んでもまた人間の私に近いものに生まれ変わるのなら、なんとかして社会全体を変えていかなければならない。良心が教育できないなら、そもそも人が生まれてはいけない。

 人間の人生が、今の現代の学問に都合良く解釈できるならば、私という人生は私の死で終わりである。意識というものは、物理法則のなかでたまたまできた、たんぱく質が都合よく進化してできた、電気信号の集合体であるから、脳が活動停止して、電気が通らなくなれば、私はもう2度と再現されない。他者も同じこと。

 肉体=意識、とみなさず肉体のなかに、永遠の生である「魂」が組み込まれて、意識をつくっているという仮説は、そこに真っ向から対立する。前者の理論も、この理論も、同じくらい歴史が古い。

 魂があるという仮説では私は再び私になる。もちろん、前の私とは違う。前の私と同じだったらニーチェの「永劫回帰」だ。それを受け入れるユーバーメンシュになる、というよりも、私は私の問題を解決したい。

 私は私から抜け出せないのだろうか。私が唯物論的な脳の電気信号の集合体なら、脳を破壊しなければそれは起こらない。後者の魂は、もっと複雑な理論がある。特定の「法」にのっとった生き方をした果てに死ぬ必要がある。

 私がこれ以上未来を生きたくないとしたら「後悔したくない」からだろうか。新しく、動かなければならない時、占星術のトランジット的には、あまりよくない。エンジェルカードは、肯定的なことしか言わない。今動かなければ、1年後だ。仕事の話とか、そういう楽しいものではない。どちらかといえば、生理的な苦痛が予測されるし、大損するが…もしかしたら、人生に必要かもしれない。決めたくない。避けて通れるなら、避けたい。
 死への恐怖ではない。ケガとかみたいな物理的な痛みなら、耐えるだけで済むのだけれど、内的な痛みはどうも。しかも同じ病気の人、同じ状況の人があまりいなくて、もちろん理解もないし、解決策がない。解決策なんてあるのか。

 私の体が、私の言うことを絶対に聞いてくれるのなら、ともかく。実際、いままでの人生の悩みなんて全部それじゃないか。私の体が、私の言うことさえ聞いてくれれば、怖いものなんてないのに。それに、普通の人はその境地を生きているのだ。


 人生の目的とは何であろう。ホロスコープから、読み取れることはある、3室魚座が、私の人生の目的。魚座は良い。オカルトや宗教や狂気は、最も好みのものだ。しかし3室。3室的なことは、実はそこまで楽しいってほどでもない。5室のほうがまだ好きだろうか。芸術活動。文章じゃなくて、芸術で暮らせていけたらいい。1日中絵かいてればいい人生なら確かに、理想だ。私の体が私の言うことをきいてくれなくても、絵ならかいていけるか。
 ポイエーシス。オートポイエーシス。お金を使う勇気がない。死んだらお金は使えない。だが、割とそんなことどうでもいい。むしろ、あってもなくても同じだろう。残す理由もないように、使い切る理由もない。まあだいたい残しておきたい。ゲームとかで、いつもアホみたいに豪華アイテムやお金が使わず残ったまま、エンディングになる。お金を使うのが苦手だ。
 ああ、それより私は私から抜け出したい。





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最終更新日  2019.04.20 22:39:54
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