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2019.08.07
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カテゴリ:表沙汰
憂鬱は「死」が癒すのだろう。この世は心持ち次第で、天国にも地獄にもなるということは、よく知っている。しかし、その心持ちをコントロールするというときは、いつやってくるのか。それは「努力」で得られるものかのかすら、さだかではない。

 古代から、キリスト教だって、仏教だって、人間の持つ「アセンションした人」への憧れの象徴のようなものだ。私の思念は、世界に反映する。
 しかしそれはテーゼであって、そこにはアンチテーゼもやってくる。シュタイナーは言っていた「ヘーゲル哲学は、古代の叡智である秘密結社の哲学の流出である」というようなことを。だから、それを当てはめて考えなければならない。
 私たちの世界は、私たちの思念の反映である。そこは前提=テーゼとして存在する。しかし、その思念の反映に矛盾する出来事が起きる。それが反前提=アンチテーゼである。そこで、私たちは、私たちの思念は世界に反映しないという経験論的結論を下す。そのようなアンチテーゼが訪れる理由を、ヘーゲルはなんと言っていたか「アウフヘーベン」である。アウフヘーベンとは、「上に上がっていくこと」すなわち進化のことだと言っていい。
 アセンションは、ラテン語で「登ること」なのだから、「上に上がっていく」アウフヘーベンとほとんど概念が近いと言っていい。でも、アンチテーゼがあるなら、私たちの思念は現実に反映されない!なぜ私たちの思念が現実に反映されないのか!それは私たちがアウフヘーベンあるいはアセンションするためだ。アセンションした人とはしかし、その「思念が現実に反映される状態」のことを言うのではないのか。だとしたら、アセンションを妨げているのは、アセンションに他ならない。だとしたら、アセンションなんて、進化なんていらない!進化の必要があるから、いつまでも苦しまなければならない。アセンションがなければ、アセンションができるのだから。



 何度か、人の相談に乗っていて、それには誰にでも親身になって答えるつもりでいるが、自分のこととなるとだめだ。来ている星が、なんであるかもわかっている。そこまでわかる、相談相手がほしい。代わりに、相手の星の相談にも乗るから、というくらいに。実際、いいアドバイスってのは、自分から自分には与えられない。他者からの意見だけが、思いもしない良策を与えてくれる。それはどんな霊能者とて同じだろう。

 映画が、テレビが、いろいろな洗脳をしている。都市伝説とか、そういうことを言ってるんじゃない。特定の職業に対する、印象操作をしている。それは別に意図的であろうが、そうでなかろうが、かまわない。何かを隠すための話題づくりだろうが、そんなものなかろうが、どちらでもいい。
 だが、メディアが作り出した、「大人像」に苦しんでいる人は、たくさんいるはずだ。自殺者もいるはずだ。面白い話のために、未来を犠牲に。





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最終更新日  2019.08.07 23:42:50
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