季姫の徒然草

雨だなぁ・・・
朝から気分がのりません。
先月から楽しみにしていた展示会。
けれど休日出勤が入ったり、実家からの呼び出しに振り回されたり。
グズグズグズと悩んでいたけれど、今日を逃すと行ける日がない！！と一念発起。

せっかくの藍の展示会だから、それにちなんだ着物を着て行きたかったのですが
雨なので却下。
本日のコーデは
4/25の着物と帯に、帯揚げはブルーグレーの縮緬。天然藍染めの帯留め。（藍つながり（笑）


今回は出発が遅かったし、雨で湿った感じがあって羽織ったりさせてもらうのは遠慮したんだけど、
毎年開催していると言う事なので、来年は晴れている日に行きたいな。

大事に保管されていた藍で染めたカイマキやお布団。
油単や着物たち。
最新の着物たちも素敵だったけれど、大事に受け継がれていた着物たちにも藍(愛)を感じます。

天然の日本古来の藍は、とっても貴重品。
だから価格が高い。
それじゃ嫌なんだけど・・・まだ仕方ないのよね。
製造量も少ないうえに「すくも」を作る技術を引き継ぐ人が減少中。

高い着物や骨董が好きなわけじゃないの。
ただ、今の悪循環にまどろっこしさを感じる。
日本の伝統のものを伝えたいけど、なぜか価格高騰。
そして着物離れ。
着物好きな人は多いはずなのに、どんどん呉服という業界は小さくなってゆく。

アンティークも好き。でもそればかりじゃ、作れる人たちが減ってゆく一方。
難しいね。
自分自身の出来ることって何だろう？
職人技を残すには、本当の職人さんが作ったものを手に入れるしかないような気がしている私。
でもね、そういう商品は安くないのよ・・・わたしのお財布だと限界が早いのねぇ(笑)
私に出来る範囲で、出来る事から、ちょっとづつ、頑張りたいなぁ。


かぜっぴきで何書いてるのか・・・
ＧＷ中にきた着物はあとはこれかな。

袷の紬。半衿は見え難いけど紫に桜柄。更紗の帯。
暑いかなぁと思ったけど、意外と大丈夫でした。