糖鎖栄養療法体験リポート9
先月9日でオプティマル・ヘルス・システムの4種類のサプリメントは全て使い切っていた。その当時の体調は特に問題となることもなく、長く続いていた肘の痛みもほぼ完全になくなっていた。ただ、お酒のせいもあると思うが、ずっと下痢が続いていて、正常便が出ることが全くなくなってしまっていた。 それから約3週間の感覚をおいて、今週の月曜日、5月30日からマナベアーを試し始めた。間隔が開いたのはどうせ試すなら、オプティマル・ヘルス・システムの影響がなくなってからのほうがマナベアーによる変化がはっきりするだろうし、もっと大きいのは率直にお金がなかったからである。 オプティマル・ヘルス・システムを毎月摂取するとなると、アソシエート価格でも24,150円+送料735円になる(ちなみに希望小売価格なら送料込み32,235円)。オートオーダーで10%割引にしても、送料を含めて22,469円。家族の中で一人にかける金額としてこれだけの数字が出ると、何らかの病気や症状で悩んでいる人でない限りそうそう出てこないだろう。 アンブロトースだけでなくビタミンやミネラルを「プラス」や「グライセンシャル」、「ファイトアロエ」で摂るならばより効果が上がるであろう事はわかりきっている。だが、人にはいろんな考え方があり、いろんな事情があるものだ。私のように貧乏故にいくつも併用出来ない人もいる。いや、北海道で暮らす多くの人にとって、この費用負担はかなり厳しいものであろう。 だが、アンブロトース・コンプレックスが他に類を見ない優れた特定機能性食品であることは今までの体験リポートからも明かであり、私自身、予防医学という観点からもずっと摂り続けていきたいと思っている。万全の態勢での摂取は無理でも、マナテックの製品が多くの恩恵をもたらすものであることを自らの実体験で観察してみたいのである。 そこで、子供用に開発された「マナベアー」のみをしばらくの間試してみることにした。これはお菓子の“グミ”として作られたもので、味はもちろん一般に売られているグミと大差ない。砂糖がまぶしてあり、これほど食べやすいサプリメントは他にないはずだ。どんな健康食品でもそうなのだが、食べて不味いものは決して長続きしない。またアメリカで製造されるサプリメントは錠剤自体が大きいので、日本人には非常に飲みにくいものが多い。これが毎日となると結構イヤになってくるものなのだ。その点マナベアーは食べることがストレスになることは全くない。子ども対象に開発されたもの故に、難しいことと言えば、一日4粒という量を子どもに守らせることだろう。もちろん大量に食べたところで害は全くない。値段も安い。一ヶ月分でアソシエート価格なら3,570円+送料である。もちろんアンブロトース・コンプレックスはちゃんと含まれている。 基本的な一日の摂取量は4粒だが、私は朝2粒、昼1粒、夜2粒を食前に食べ、尚かつ月曜から金曜までにして、土日は全く摂取しないという方法をとることにした。体の大きい大人ならもっと多くてもいいのかもしれないが、当面はこの分量でやってみようと思っている。 以前オプティマル・ヘルス・パックは便意を催すこともあって、私は仕事を終えて帰ってきてからまとめて一日分を全部摂取していたのだが、錠剤やカプセルとは言えかなりな量で、これだけで結構お腹がふくれてしまう。それに、最近、堺晶子先生(日本臨床栄養協会認定のサプリメント・アドバイザー、日本ロシュ(株)で免疫反応を専門分野とする研究員だった)の書いている文章で、サプリメント類のほとんどは普通の食物に比べて短時間で消化・吸収してしまうので、有効性が十分に発揮されないだけでなく、体への負担も懸念されると書かれていたのである。それならば出来るだけ小分けにして摂取した方がいいはずだ。 また、土日を摂らないようにしたのは一日の摂取量を増やしても一ヶ月保たせる目的もあるが、それ以上にどんな治療法であってもインターバルというのは非常に重要で、間隔を空けることによってむしろ治療効果が高まり、持続することがほとんどなのだ。機能性食品にそれがどの程度当てはまるかはわからないが、これはあくまでも私個人知識・経験に基づく“実験”である。いろんなことを試してその反応を知りたいのである。食事だって本当はたまには抜いた方が体にはいい。インターバルを持たせることで効果が上がるなら、副次的に経済的にも助かることに繋がる。 マナベアーを摂り始める前、つまりアンブロトースを断っていた時期の体調で特筆することは、やはり水虫が急速に復活してきて水疱が目立つようになってきたこと。オプティマル・ヘルス・システムを摂っている時は明らかに症状は改善傾向にあった。あとは右胸部の下の方(肝臓の前あたり)に湿疹のようなものが出来て痒みがあり、足の指の第1趾中足趾節関節に持続的な弱い痛みがあること(痛風か?)。 食べ始めて5日経ったことになるが、最初の2日間くらいはボコボコと腹鳴が続いたが、その後は出なくなった。便は軟らかいものの、下痢にはなっていない。また足の指の痛みは今のところ変化ないが、水虫は再び抑えられているようで水疱は著しく減っている。加えて右胸下部の湿疹のような症状はほとんど消えてしまった。明らかに変化を感じている。この金額でこれだけの効果を顕せるのならやはり凄いものだと思う。 さて、かねてより新製品が出るとの情報があったアンブロトースのパウダーがとうとう新しくなった。この「アドバンスド・アンブロトース」は中身が大幅に改良され、製法も変更されて、大きな問題点だった水溶性の悪さも改善された。前のパウダーは溶かそうとしてもダマになってしまって飲みにくかったが、今度はそんな苦労はない。また製法の変化により、以前のように煙のように舞い上がることもなくなったそうだ。 また甲殻類由来だったグルコサミンが植物由来に変更され、100%植物由来となったため、甲殻類アレルギーの人にも安心して摂取出来るようになった。また世界最高水準のフコイダンをオーストラリアのタスマニア産“めかぶ”から導入し、グルコースの原料を米粉からオート麦の繊維に変更することでベータグルカンの含量も増加している。 そして、これだけの改良を行って中身を充実させたにも関わらず、値段は変わらないらしい。現在のアンブロトース・パウダーの価格は、アソシエート価格で12,258円。これが約2ヶ月分になる。月に6千円程度で生涯にわたって健康を維持出来るなら、是非とも使いたいと思う。 ちなみに明日13時30分から、東札幌の産業振興センターでスピーカーズ・ビューロー(健康教育セミナー)が開催される。前半が「糖鎖と糖質栄養素」で、後半が「植物栄養素の必要性」。講師は前述の堺晶子先生で、私も前に一度彼女の講演を聴いているが、かなり専門的内容なのにとてもわかりやすく、非常に興味深い内容だった。