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小さい幸せ見つけ隊v(。・ω・。)ィェィ♪

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2007.04.25
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カテゴリ:ひとりごと

私は、時々突然「読書ブーム」が襲ってくる。
まさに、いま。そんな感じ。

読書を幼い頃から、薦めてきたのは亡き父であるが
父は、それはそれは熱心で小学校に上がる前から、
字もろくすっぽ読めない私に、


「芥川龍之介」などを買い与えていた。


なんとも、小さな文字だらけのまったく面白くもない本に見え、
幼いながらも父の私への思い入れの大きさの重圧を感じていたものだ。


ただ、芥川龍之介など幼少の私に理解できるはずもないのは、
父も重々承知の上で、「いずれ読めば良い」と申し、

幼い私に本の中身の物語を語って聞かせたものだ。
芥川龍之介の、その本を朗読して聞かすのではなく、
そのまま語るのだ。


「仏様は哀れみを持って、その若者に蜘蛛の糸を垂らし彼の動きを見ていた」
などと、、、一番クライマックスな物語の重要な部分というか、
盛り上がるところを主体に話す。

そして、なぜそれが良くないことであったか、
何が悲しくて、何が哀れで情けないのかとかをまるで自分自身に話すように
私の顔を覗くでもなく、切々と語る。

 

ふんふん。と鼻で鳴らして聞いている私に(ほとんど理解してない)

 

「どうだ?怖いだろ?人間とは虚しい生き物だ」などと


もっと、難しいことを話して聞かせる。
そんな、父に育てられた私は、今やこうして時々読書の波が襲うのだ。


遺伝とは、環境とは、、、ある意味恐ろしいものです。

 

そんな私の現在、愛読中であるのは下記の二冊。

 

ただいま愛読中 

 

この二冊は、ひとつは最近受賞されたファンタジー小説。「僕僕先生」
あまり深く考えずに、夢の世界に入れる物語。
古き中国の時代で、そこそこ金持ちなニートな青年と少女の仙人が繰り広げる世界。
電車の中や寝る前には最適なストーリーである。


もうひとつは、言葉の心理であるがこれは、現実的で役立つ本で
人間は言葉でコミニケーションをする動物だから、その心理に迫ってみたいと思い購入。


言葉の言い方ひとつで、人の心は大きく変化するのだ。
言霊とも云うが、その本質を心理的に勉強したい気分にかられたので。
会話がどんなに大事かと常日頃に感じている私は、本屋ですぐに手を伸ばした代物だ。


本屋の中を歩き回るのも好きで、色んな本を立ち読みしては
あれこれ物色する時間が、何より癒されている自分に最近気づいた。(笑)

父のお陰かな。。。。


本を選ぶ時は、あまりジャンルにはとらわれずに目に付いた、興味を引くものを購入するけれど
そもそも、好きな本は違う場所に行ける空間というか、
現実逃避に似た気分を味わいたいのであり、自分の中に入り込みたい感覚のような
そんな時に読書ブームが来ているような気がする。


そんなブームが訪れる時は、「自分自身の内側の世界確立と自分自身を振り返りたい」ときと思い
最近は、その心の変化にすんなり素直に従うようにしているのだ。


そして、今日の収穫本は以下の三冊。

 

今日の本の収穫 

「ゲーテの格言集」は、実はずっとあちこち本屋を探してやっとみつけたのだ。
アマゾンで探せば一発なのだが、こうして、散歩がてら本屋に通うことが私にはとても意味があり、
探していた本以上に良き本も見つけられるのだから。


そんな本屋が好きならば、図書館に行けば?とも思うのだが。。。
立派な図書館もすぐそばにあるのだが、、、


本当に、読みたい本やずっと自分の教科書にしたい本は、
どうしても自分の私物にしたい欲望に囚われるので、図書館じゃ、私の欲望は満たされないのである。


図書館は、調べ物や、ちょっと見てみたい本を選出しているので、
私には、本の価値とは少し違う活用の方法なのだが、
高価な本や珍しい本などを見れるのは、なんとも素晴らしい場所である。


自宅のすぐそばにも、古き本を揃えている館があるが、俗っぽい私の感覚では
まだまだ、踏み入れるには恐れ多い気がして、いまだ横目で見ては通り過ぎている。


いつか、きっとあそこの本が似合う自分になりたい。
そんな感じ。(爆)

 

「本を読んで学びなさい」といつも言っていた父のあの雰囲気や性格に
どんどん似てきた自分が、またとても不思議に思う。

そして、そんな真面目に思いつめたりする父をなだめながらも
「父のように、なんでも難しく考えすぎるな」と
常に、話していたのは母である。

そんな母の気楽さと難しい父とを調和した私は、


どっちもどっちな性格になっているところが、また可笑しい。


いや、ちゃんと良い両親に育てられたと感謝をしていますよ。本当に。(爆)


若い頃は、そんな両親に「つまらないな」とそっぽを向き、
「やかましいな、うるさいな」としか表現していなかった私だけど、、、
最近、父がのりうつったかのように当時、父が読め!と言っていた
本に目が行くのは本当に本当に不思議である。


それで、「宮沢賢治の詩集」これも購入。

かの有名な
雨ニモマケズ 風ニモマケズ・・・である。


明治時代のお方なので、少々難しい言い回しもありますが、
他にも素敵な詩が色々ありますよ。

 

だけど、「雨ニモマケズ 風ニモマケズ」から読んでしまうのは
やはり、ミーハーだからでしょうか?
いやいや、もう一度、この詩の中身をじっくりと解読したかったのです。
この詩の最後の方は、、、私にはとてもグっと来ます。


「ヒデリノトキハ ナミダヲナガシ

 サムサノナツハ オロオロアルキ

 ミンナニデクノボートヨバレ

 ホメラレモセズ

 クニモサレズ

 サウイフモノニ

 ワタシハナリタイ」

 

と締めくくる部分。敢えて、カタカナで表現しているところも好きで
宮沢賢治の人柄を垣間見ることの出来る詩ではないかと思います。


もう一冊は、単に考えずに読めるファンタジーもの。
夢と冒険の本は、いつの時代でも、どの年齢でも楽しめる娯楽で
柔軟な気持ちになれますね。

 

と、云うわけでナゼだか本について、熱く語ってしまいましたが。。。
そんな変わり者な私です。

で、最近その「変人」と思われようが、呼ばれようが、


「変人」らしくしていようかと。(笑)


これが、本来の私なんですね。最近、無駄なものをまとわずに
自分の世界に入れる時は、入って楽しもうと。。。
実は、人付き合いも苦手で、人見知りもし、独りよがりで、だけど一人も案外好きで、
自分の時間をもっとも愛していて、超~、マイペースな本来な私ぃ?


そんな、いいんだがどうだか、、、よくわかんない微妙さでも、
無駄のない(素の)自分自身に戻ろうかと。。。
いや、元々そうかもしれないけどね。

 

それがね、そのきっかけが「読書」なんだな・・・・と。
最近、とっても感じられてそれも良しだなと。。。

ここ(読書)から、沢山学べるので。どこかのスクールに通わなくても、
誰かに、教えを直接請わなくとも、、、

 

手っ取り早く本一冊の中に、私への答えはいっぱいあるなと。

 


・・・だけどね、お酒も呑むけどね。
誰かと飲み交わし語るのは何より楽しいものね。それが人生の醍醐味でもあるし。


そのためにも、人ととの付き合いや会話も勉強できるように、、、
言葉の心理の本も買ったのだなと。。。自己分析。(笑)

 

そんな私ですが。。。
今後ともどうぞ、よろしく。 ふふふ。

 

 

PS.勉強する事は自分の無知を徐々に発見していく事である。by,ウェル デュラント

 






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Last updated  2007.04.25 20:42:20
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