小さい幸せ見つけ隊v(｡･ω･｡)ｨｪｨ♪

いつもながらの水曜日。レディースデー。

映画をまた観ました。『マイブルーベリーナイツ』

ノラジョーンズとジュウド・ロウのラブストーリーだと思い込んで鑑賞しました。

甘～く、切ないんだと。　　（だって、タイトルもパイだし）

しかし、ちょっぴり違いました。

これは、大人の切ない人生観とでも言うのかな？

恋愛が全ての映画ではありませんでした。

登場人物が、それぞれに痛みがある人生。

そんなドラマです。

色んな人々の人生を垣間見た主人公のノラジョーンズが、

自分を取り戻して、見つけて行くみたいな感覚です。

人の心は、簡単に整理も出来なくて、傷があって、なかなかそこから立ち直ることが

なんとも出来ない儚さ。

得ることも、維持することも、失うことも、全てが難しい『人の心』

そんな映画でした。

でもね、いい言葉があったな。

「他人の心は　鏡のよう　他人に自分を映し出して　自分を見る」とか

「人を信じるなと数日間教わったけれど　私はそれに失敗して良かった」とかね。

優しさと悲しさと痛みのある映画でした。

そして、ジュードロウの地味に支える存在も素敵でした。

人生を駆け抜けるって、どこの国の人もどんな人もみんな同じに大変なんだな・・・

そんな風に感じる映画でした。

とにかく、映像はとても美しくて、常に少し曇った窓越しの映像や、

少し古ぼけたBARや風景の映像が、映画の切なさや芸術さを醸し出してました。

映像の美しさは必見。（映画中、パイが食べたくなって仕方なかった。（笑））

音楽もとってもピッタリな静かでアンニュイなムード。

もちろん、ノラの「the　story」の曲もいい雰囲気で盛り上げてくれます。

癒される声だよね。

多分、、、思うに、

若い20代以下の世代には理解出来にくい映画じゃないかな？

多少、酸いも甘いも知ったある程度の大人の女性が観ると

心の揺れ動きや、感情の複雑さが理解出来るんじゃないのかな？と

そんな風に思う、大人の映画でした。

最近、物凄い勢いで映画観てます。

自分が面白いとか、共感出来た映画しかブログに感想載せないけれど、

今年入って、多分40本ほどは観ているかもしれません。

もう、何を観たかも思い出せないくらいです。（爆）！

PS,いつまでも　同じ私ではいたくなかった・・・
　　　　　　　　　　　　　　by,「マイブルーベリーナイツでのエリザベスのセリフ」