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2008.11.19
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カテゴリ:映画鑑賞日記

映画『レッドクリフ(赤壁)』を観に行ってきました。
レッドクリフ

歴史モノスペクタクル映画は大好きなので、興奮したよ。
レッドクリフは、ジョン・ウー監督作品であの有名な『三国志』のお話ですね。

二部作完結編なので、パート2上映が来年の4月と決まっています。
三国志自体がとても面白い歴史物語なので、知っている方も多いはず。

今から1800年くらいもの前の話。
中国の「魏・呉・蜀」の三国が争覇したことから「三国志」と呼ばれています。

この時代の曹操(そうそう)・孫権(そんけん)・劉備(りゅうび)らが争い合ったお話であります。

sousou 
レッドクリフでは、曹操の独裁を止めるべき手を組み闘う孫権・劉備を忠実に映像と化しています。

それを取り巻く様々な人間ドラマがストーリーに描かれているのです。
私は日本語吹き替え版で観ました。

で、あの頭脳明晰な天才武将の「諸葛亮 孔明(しゅかつりょう こうめい)」
役を金城武が演じています
が、映画の中はもちろん日本語ではありません。金城

日本人俳優は、他にも中村獅童も出演してたりします。
映画雑学?なんだけど、吹き替えを聞いていて、金城武の声が本人では無くてね。。

でも、何か聞いていて妙に心地よい・・・なんでだろ?と、
よく聞き耳を立ててみたら、、、

私の大好きな海外ドラマ「プリズンブレイク」のマイケル(主人公)
の声やってる人じゃないかー!!
(ノ´▽`)ノオオオオッ♪ 

どうりで、聞き覚えがあったんだ。
ちょっと、目をつぶるとまるで「マイケルが出演」しているかのような錯覚を覚える(爆)ウェントワース・ミラーなんか嬉しい~♪
この声優さんは、カッチョイイ俳優の声にピッタリだなぁ。
実物は、どんな顔してんだろか・・・?

なので、なんだか吹き替えも非常に楽しく感じて映画に入り込めたのさ。

日本語だと何より、ストーリーが分りやすいし、感情移入もしやすい。それに、吹き替え版は人気の映画でも比較的空いているので、意外にオススメだ。

で、映画の方に話を戻しますが・・・ジョン・ウー監督の「チャンチャンバラバラ(古っ!)」は、なかなか良い。(*^^)v

「えぇ?!?!・・・有り得ない」と思う闘いぶりや、
ヒーローぶりも大いに映像化されているんですが、そこがまた、娯楽映画的で非常に良い。(*^^)v
ヒーローは、あくまでもヒーローなのだ。

独特の世界観もあるので、戦闘シーンが壮大で美しく描かれている。
セットも迫力があって素晴らしい。
多くの人を使っての戦闘シーンは、思わず興奮して圧倒される。
そして私がなんとも感動したのが、中国の俳優さんは非常に「イケメン」揃い。

画面につい喰いついてしまう程のイケメンぶりだわぁ。
ま、日本の俳優である金城武もその一人でもあるのだけど。
流石、貫禄が国際俳優であります。
しかし、特に
私が惹きつけられた俳優さんは

「孫権(そんけん)」役の「チャン・チェン」である。

チャンチェン

気迫がとてもシブイ。
嘗ての松田優作のようなハードボイルド的な雰囲気をかもし出す人だ。
目が鋭くて良い。もの凄く、好きなタイプハートぽっ

どこか渡辺謙のような渋さも感じる。

この映画の出演者の中で、私が一番気になった存在

その他にも、孫権の部下役「周瑜(しゅうゆ)」はトニー・レオンが演じてるので、

カッコイイのは、もちろん間違いない。

syouyu 

その周瑜の妻は、実際に絶世の美女と呼ばれた小喬(しょうきょう)であるが、この女性が戦いの発端でもあるという説があるほどの美女だったそうで。

syoukyou

この映画でもそんな設定なのである。
以前観た、映画「トロイ」でも、美女のお妃が発端で、国と国とまでの争いになるのだが、

とかく、美女って国まで動かす罪な存在なのね~?!
トロイもだったけど、「レッドクリフ」でも、この絶世の美女を自分のモノにして、
自分のそばではべらせたいと欲する男のサガ(性)と、

プラス国の皇帝として権力を得たいと強く願う曹操の願望で戦いが始まるワケなんだけどさ
実は、単に・・・

「美女争奪戦」(*μ_μ) イヤン♪

でもあったりして。(爆)
ハート略奪愛おとめ座ハート・・・的な。^m^ むふふふ。

実際ね、歴史的にはどうなのよ?って思うかもしれないけどさ、
昔々の話と言っても所詮人間のすることじゃん?

そんな欲求から、物事の発端が始まってても決して不思議ではありませんね。わぉぉ・・・ぽっハート

むしろ、とても人間らしい理由です。(笑)

昔なら今より秩序やら考え方も違うし、力がある者が全てを取得するのは、どの国でも当たり前だったのでしょう。例え、人の妻でも美しいならば、「力づくで奪うぜぇい!(`0´)ノ オウ!」みたいなぁ・・・(爆)

なんかそんなのもさ、女冥利に尽きるので羨ましいぽっ気もしますが・・・

実際に相当の美女だったらしいから、一目見てみたい気がします。

ま、ま、そんな感じでのパート1の幕開け。

周瑜と絶世の美女の小喬夫婦のラブシーンもこれまた美しい。ぽっハートおとめ座

ベットシーンは、美しくも愛しさ儚さに溢れる雰囲気で盛り上がっておりました。

^m^むふふのふハート

それよりも印象的だったのが、小喬が怪我した周瑜に包帯を巻くシーンが
妙にエロさと、愛情を感じたんだけど。(*^_^*)
その手元や息づかいが非常にドキドキぽっしちゃいました。
これこそも、ジョン・ウー監督の成せる技なのでしょう。
カメラアングルや、印象に残る残像造りはとても素晴らしいです。
そして憂いを含んだ小喬が、筆で文字を書きます。「安」と。
何枚も何枚も。。。。
そして、優しく旦那さんの周瑜をまるで子供の様に包み込み抱き締めます。

その字を見てて感じました。
「安」て言う字は、
「屋根の下に女」と書いて「安らぐ」になるんですね。
なるほどな・・・と。

この感覚は、日本人と中国人にしか理解できないかもしれませんね。
そっかぁ、昔から女の役割を表した文字だったんだ。

戦いに疲れた男を屋根の下で迎え、ひとときの安らぎを与える。
そんな役割。それが、女の仕事的な?

そんな風に感じることが出来たシーンでした。
なんとなく過ぎてしまうシーンですが、ジョン・ウー監督の言いたかったことが
理解できたようなシーンでした。


周瑜と孔明が、琴を弾き鳴らし、気持ちを表現するシーンもありますが、

ここも、美しくて男同士でありながらも感性でぶつかるシーンを
芸術的に描いていると思います。

戦闘シーンだけでなく、そんな繊細さを表現をする所も見せ場なのではないでしょうか?

そして、忘れてはならないのはジョン・ウー監督の映画には、
必ず「鳥」が出てきます。
大事なシーンや物事が動き出すシーンで「鳥」がよく使われています。
ここにも、何か彼的な思い入れがあるのでしょう。

そんなことも含め、この映画を観ると数倍楽しめる。

alanと云う女性中国人歌手の歌う主題歌も、切なく綺麗で印象的に心に残ります。

日本語バージョンもあるので、聴いてみて比較してみてもいいね。

音域の高い綺麗な透き通るファラセットが心を打ちます。
ぜひ、映画と一緒に愉しんでもらいたい曲になってますよ。

さてさて、大変長くなりましたがなかなか楽しめる映画でした。
歴史モノスペクタクル系や、男の仁義臭さや、チャンチャンバラバラが苦手な人には、
ちょいとキツイかもしれないけど、比較的万人に受ける映画です。
そして特にイケメン俳優に心奪われ、

「男ってカッコイイわ~」と痺れる女性もきっと多いはず。

あ、私?σ(´ρ` )

見た目も中身も男らしい映画を観たかったら、
そして、中国の三国志の歴史に興味があったりしたら、
非常にオススメしちゃう映画なのでした。
それから、しとやかさや勝気な部分の女の部分も女性としては、

「どちらが自分に近いだろうか?」とも楽しめます。宣伝に「女性支持率が圧倒的」とあるのも、うなづける。納得。
日本人にも、とても分りやすい映画でもあったと思われます。

ps,座して滅ぶを待つより、是を討つに如かず。 by 諸葛亮孔明

レッドクリフシーン






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Last updated  2008.11.20 17:12:20
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