加油！台湾生活

毎日帰宅時間の遅い夫。
さすがに最近は９時を過ぎると私も体力の限界に達するようで
夫が帰る頃にはぐったりしている今日この頃である。

さて昨晩は子供たちも寝静まり、
ソファで寛いでいた午後１０時頃に夫が帰ってきた。
そしておもむろに私の目のテーブルにドサっと紙の束を置いた。
なんじゃこれ？！という目をして見る私に夫はこう言った。

『TOEIC（トーイック）の模擬テスト。
　君の分もコピーしてきたから、後でやろう。』

何を考えてるんだ、こんな時間からテストなんて
する気力がないぞ・・と思った分、少し返答が遅れた。
そしたらすかさず夫がこう言ったのだ。

『ビビってんの？！』

このひと言、とてもムカついたのだ。（怒）
俄然闘志に火がついた私。すぐに受けて立った。

が、実は今までTOEIC（トーイック）など受けた経験なし。
問題を見たことさえもなかったのだ。
なので受けて立ったのはいいが、
内心全くできないのでは・・と一抹の不安。
いや、不安というよりもできなくて当たり前だから
それはそれでいいのだが（笑）、
『夫には負けんぞ！』という対抗心だけが
メラメラと燃え盛っていた。（笑）

まずはリスニングテスト。
途中、問題の意味がよくわからなかった・・などと言って
CDを聞きなおす夫。それじゃ意味がないだろうと怒る私。
険悪ムードの中、何とか前半が終了。
この時点でもう結果が気になる夫。すぐに採点をし始めた。

すると結果は・・・
トータルすると私の方がやや点数がよかったのだ！
思いがけない結果にかなり悔しかったのだろう。
もともと言い訳大王の夫、すぐに言い訳が始まった。（笑）

『初めてだから・・・』
『こんな勉強したことないし・・』
『いや、出題者の女の方の声が聞きにくかったからだ。』

何を言おうと、結果は結果なのだと余裕の私。（笑）

気を取り直し、後半のリーディングテスト開始。
が、３０分も過ぎた頃に夫がギブアップを宣言。
リスニングテストの思いがけない敗退に
気力が続かなかったのだろう。（笑）

少なからず英語に携わった仕事をし、
毎日英語を話している夫。
結婚以来、夫以外とは英語を話さない私。
夫がどう考えても負けるはずがないと思っていたのは
常日頃の発言からよ～くわかっていた。
なので、気力を振り絞ってやった甲斐があったというものだ。
なんとも気分のいい夜を過ごしたのであった。（笑）


＜追記＞
点数に関しては明言を避けさせていただきます。
（恥ずかしくてとても人様にはお知らせできません。苦笑）
まあ、かなりの低レベルの戦いであったと
お察しいただければ幸いです。（笑）