カテゴリ:育児
娘がはじめてのお誕生日を迎えた。お誕生日ケーキと近くの美味しいパン屋でサンドイッチセットを頼んでおいたこともあり、朝からなんとなく気分がせわしい。特別な一日が始まった、そんな感じだった。当たり前だが、本人は至って普通。いつもどおりに朝一番に起きて騒ぎだし、いつもどおりに家の中をハイハイし、散らかし放題。浮き足立っているのは親だけのようだ。
夫は娘の特別な日を写真に収めるべく、めずらしく朝からカメラを手放さない。パジャマから着替える前の娘、ケーキを前に座る娘、絵本を手にしている娘、昼寝している娘、お風呂上がりの寝る前の娘。よっぽど嬉しいのだろうか。娘がもうすぐ生まれるというとき、外で突如鳴き出した鶯の美しくも愛らしい声に、主治医、助産士ほかその場に居合わせた全員が聞き惚れ、思わずお産が佳境に入っていることを忘れてしまう場面があったが、ケーキを取りに行った際、やはり鶯のさえずりがきこえてきた。ケーキ店はお産した病院の裏手にあるのだが、もしかしたら同じ鶯かもしれない。鶯に縁がある娘なのだ。 娘が一歳になったということは、私たちも親になって一歳ということだ。私たちのような不甲斐ない親を選んで生まれてきてくれた娘に、感謝。あなたのおかげで、お父さんとお母さんは、とても豊かな時間を送っていますよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月19日 15時28分33秒
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