8月6日 ヒロシマはあの日を決して忘れない
みなさま,残暑お見舞い申し上げます。私は今日から16日までお盆休みです。今日は午前中,寝てしまいました(笑)さて,広島在住の私は8月に入って少し感傷的になっていました。毎年のことです。8月6日午前8時15分,60年前に起こったあの出来事。仕事から帰ってテレビをつけると必ずどこかで関連の放送がありました。それをダイエットのための腹筋をしながら見て,腹筋しながら涙を流し・・・(笑)私の祖母はかろうじて直接被爆しなかったものの,爆風を受けたり,広島市中心地から流れてきた被爆者の看病をしたりして,後に被爆認定を受けました。(被爆者の直接看護は健常者に影響が出る可能性があります)。その頃,祖母の胎内にいた私の父も胎内被爆者として認定されています。私は昔,祖母から被爆体験談を聞きましたが,その祖母も今年のはじめに他界しました。このように被爆体験者の高齢化に伴い,原爆の悲惨さをどう継承していくかが,現在課題となっています。広島市長が毎年8月6日に行う「平和宣言」。今年は「今日から来年の8月9日までの369日を「継承と目覚め、決意の年」と位置付け・・・」と市長は話されました。8月9日は長崎に原爆が落とされた日ですね。平和宣言はその時々の世界情勢の影響を受けています。平和宣言,およびその歴史は↓をご覧ください。★今年の平和宣言および歴史http://www.city.hiroshima.jp/www/contents/0000000000000/1110537278566/index.html★過去の平和宣言http://www.city.hiroshima.jp/shimin/heiwa/pd/pd_j_archive.html年々,力強い,または悲痛な叫びとなって私には聞こえます。加害者と被害者,誰が良い・悪いではなく,とにかく戦争・テロはダメです。戦争があるから科学は発達するとよく言われますが,科学の発達と戦争をごちゃまぜにするのは愚かでない?一広島市民の訴えです。『笑顔』は誰もが持っている究極の平和のための力です。今の時代に生きる私たちは,後世のために何ができるだろう。大きなことでなくても,ささやかなことでも。まず,自分自身が素敵に,幸せになること。ここから始まるのかな~。