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カテゴリ:酒
先日、日本酒のお燗に初挑戦しました。
飲んだことはありますが、自分でつけるのは初。 以下、そのレポートをば。「いか」で一発変換が「イカ」なうちのIME。 ○お燗とは 日本酒を温めることです。 鍋で直火とかはやめてください。 とっくりに日本酒を入れ、(普通1合)いわゆる「湯せん」で温めます。 電子レンジでもまぁ可能です。 鍋にとっくりが6~7分目くらいまでつかるくらいの熱湯を用意して、そこにポチャンと沈めます。 3分くらいおけば、だいたいぬる燗~熱燗くらいになります。40~50度くらいですね。ここは好みや酒質に因るところが大きいです。 ○今回のお燗酒 ・一品 寒紅梅 冷でもお燗でもいける純米酒。バイト先のたがみ酒店ではおばさんイチオシです。 熱燗でいいとのことだったので、3分から気持ち長いくらい置いてみました。 すると・・・・・ 冷酒を飲んでないので比較はできませんが、かなり美味しい部類になると思いました。 普通の純米酒なので、香りがどうとかそういうことはありませんでしたが、しょぼい居酒屋で出されるヘタクソなお燗酒にありがちな強いアルコール臭はないです。 まろやかな味わいとでもいうのでしょうか、これはオススメされるのも分かります。 ・獺祭(だっさい) 温め酒 なんと純米大吟醸(精米歩合50%)です。 普通、吟醸や純米吟醸酒はお燗にしません。香りや繊細さが損なわれてしまうからです。 しかし、「お燗専用」の大吟醸・純米大吟醸は結構あります。 この「獺祭 温め酒」もその一つです。 お燗したときに強いアルコール臭が出にくいように、アルコール度数は低めに造られています。 また、「ぬる燗」が勧められています。 流石に大吟醸クラスを熱燗までしたらダメということでしょうか。 香りが消えるだけで、不味くなるということは無さそうですが。 3分という基準時間と、口に含んだときの感覚から、おそらくぬる燗であろうところで飲んだのですが・・・・これはなんだか寒紅梅とは別次元の美味しさでした。 香りは少ないですが、温かみの中にほんのりと残る香りというのが格別です。 ・田酒 特別純米 日本で3本の指に入るくらい有名なお酒、「田酒」です。 これは特にお燗酒と銘打ってあるわけではありませんが、ちょうど友人が持ってきてくれてたので一緒にやってみました。 冷酒で十分美味しい「田酒 特別純米」ですが、ぬる燗~熱燗くらいにするとまろやかな舌触りになった印象をうけました。 こちらもまた普段と違った顔を見せてくれたような気がして面白かったです。 以上3本ですが、これからますます寒くなる冬です。他にも試してみようと思っています。 とりあえずは残ってる寒紅梅と獺祭を消費する段階・・・うへへ。 敬体の文章というのは書いてて楽ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.01.18 01:17:47
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