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カテゴリ:航空イベント(民間)
2014年度の航空祭シーズンは珍しくも3月(15日の小牧)まで続き、ニュースでも話題になった姫路城での”ブルーインパルス”航過飛行にて終了しましたが、私は残念ながらこの2か所とも行けませんでした。
この時期は来シーズンの活動資金を貯める為に”節約モード”に入っているのですが、ホントは行きたかったです。 うまくすれば来週から活動開始になるのですが、その前に前回の話題の続きを。 ”レッドブル・エアレース”の開催が決まってから話題になっているネタの1つに「飛行場はどこか?」と言う物がありました。 2年前までの幕張の”フライト・パフォーマンス”では茨城の”龍ヶ崎飛行場”が使用されたのですが、今回は1000分の1秒を競うタイムレース!エンジン全開での飛行は故障のリスクが高まり、”龍ヶ崎”では緊急時の対応には遠すぎます。 それに機体を軽量化(搭載燃料が少なければその分軽い)する為にも出来るだけ近くに”離着陸場”を設ける必要がありました。 主催者側からの情報が入ってこないのでアレコレ勝手に可能性のある場所を考えて情報を集めていたのですが、3月4日の毎日新聞に「浦安市墓地公園南側の幅20メートル、長さ800メートルの道路を使用する予定」との記事が掲載され、ようやく場所が判明しました。 ネット検索すると3月中旬から既に工事が始まっているとの事だったので、先日現地の様子を見に行ってきました。 ”浦安市墓地公園”は京葉線新浦安駅から海側に約2.5キロメートル、隣接する”浦安市総合公園”と共に埋め立て地の端に都市部としては広大な敷地を有しています。 遊歩道に沿った堤防まで行ってみると… 既に滑走路のラインが描かれていました。 実際に行ってみて驚いたのがその広さ!記事では”道路”と書かれていましたが、「最初から飛行場を作るつもりだったのでは?」と思わせるような場所でした。 公園側とは堤防で仕切られ、約3メートルほどの高低差があります。 幅20メートルとの事でしたがその倍はあるような…長さも800メートルと書かれていましたが、隣の”総合公園”と合わせれば約1.5キロメートルはあります。 当初は「仮設格納庫は公園側に設けるのかな?」と思っていたのですが、この広さを見ると関連施設のほとんどはこの場所に作る事が出来そうです。 反対側から。 実は”滑走路”として使用できる平坦な舗装部分が約800メートルで、その先の舗装に段差が生じてしまってます。 その段差を埋める為の工事が行われていました。 ですが、”滑走路”のラインが引かれていた部分だけでも約500メートル。 離着陸可能な長さは既に確保されています。 それに滑走路を延長するにしては平坦ではなくスロープになっているような…あくまで想像ですが、オーバーラン対策か仮設格納庫までの誘導路として工事をしているものと思われます。 私が気になるのはやはり撮影環境!1・2枚目の写真を見れば分かると思いますが、堤防に沿って遊歩道が設けられており、堤防の高さは約1~1.5メートル程なのでそのまま堤防越しに端から端まで撮影する事ができました。 ただし、レース当日は遊歩道の一部には立入規制が行われる可能性があります。 加えて仮設格納庫の設置場所によっては屋根で隠れて見えなくなってしまう場所も出てきそうです。 それでも一旦飛び上がってしまえばレース機をかなり近距離で撮る事は出来ますし、着陸進入してくる時も同様です。 運良く堤防際まで行けたなら、レース会場の”幕張”を背景に離陸する機体が撮れるかもしれません。 ※周辺の立ち入り制限エリアが公表されました。 詳しくは4月18日の補足をご覧ください。 ”幕張”までの距離は約10キロメートル。 300ミリ(私のカメラセンサーはAPS-Cなので450ミリ相当)で撮ってもこの大きさ、”QVCマリンフィールド”の高さが約30メートルなのでエアゲート(25メートル)も同じくらいの高さで見えるはずです。 でもレース機の全長は約6.5メートルなのでここからでは600ミリを付けてもキツいだろうな~ 最後に現地への交通機関ですが、新浦安駅から1時間に3~4本はバスが走っています。 駐車場はありますが、通常週末の公園利用者にレース機見物客が加わったらすぐに満車になってしまうでしょう。 それに一駅隣はあの”舞浜”…車で来るのは避けた方が良いかと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.04.19 10:08:01
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