めざせ必撮！

今回から本題の飛行機ネタを。



会場に入る前から目に付いたレッドブルカラーの”エクストラ300S”。
”室屋”氏の国内でのフライトパフォーマンスではこの機体を使う事が多いのですが、今回は出番無し…

このブログでは”エクストラ300S”と紹介していましたが、改めて調べ直したところ2003年に経営体制が変わった(ドイツのメーカーだったがアメリカ資本の傘下に入った)のを境にEA(EXTRA Aircraft)-300Sと呼ばれるようになったらしいです。



今回のフライトパフォーマンスの主役！ブライトリングカラーの”EA-300L(これまでエクストラ300Lと覚えていましたが早速改めます)”。

2人乗りの機体ですが、このイベントでは会員の中から抽選で2名、この機体に同乗して遊覧飛行できる特典があるので使用される事になりました(他に10名、コクピットに座って記念撮影の特典も有り)。

私はハズレましたが…



午前と午後に1回ずつ、滑走路を開放する”ランウェイウォーク”も行われました。

展示している機体を滑走路側から撮影したり…



格納庫の中を撮影(滑走路側からでないと中が見えない)したりしました。

4年前に”ユルギス・カイリス”氏が搭乗して幕張を飛んだ”Su-26(風賊)”が片隅に置いてありました。



そして来週の幕張での主役(になって欲しい)”EDGE540V3.5”！



これまで”室屋”氏が使用していた”V2”は設計が古い分機体が重く(約50キログラム重い)、特に昨年からのレース規定の変更(エンジンとプロペラは全機同一規格を使用する事になった)以降、苦戦を強いられるようになりました(機体が軽く空気抵抗が少ない方が速度が出る)。

そして”エアレース日本初開催”を機に待望の新型機を導入！ただでさえ軽くなった機体”V3”に更に手を加えて軽量化(機体の表面処理は塗装では無くフィルムとの事)し、キャノピーも小型化(それに合わせてヘルメットも小型化)して空気抵抗を減らすなど、より進化した”V3.5”となりました。



因みに日本戦に限り、”ブライトリング”社は”室屋”氏のチームスポンサー(自社チームが有るので本来はライバル)にもなってくれたそうで、改造費用をかなり援助してもらったとの事。

現在”室屋”氏は機体の調整・慣熟飛行をこの”ふくしまスカイパーク”で行っており、来週この機体で福島から直接浦安入りする予定です。
※ここまではトークショーでご本人が話してました。


他のパイロットの機体は現在浦安(仮設格納庫）で組み立て中、12日からテストフライトが始まる予定ですが台風6号の進路によっては14日以降にずれ込む可能性があります。

果たして”神風”は吹くのか…


次回は”フライトパフォーマンス”の写真紹介です。