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カテゴリ:航空イベント(民間)
今回は”ナイジェル・ラム”選手VS”マット・ホール”選手の写真紹介です。
昨年度のチャンピオンと着実にチャンピオンの座に迫るチャレンジャーとの注目の一戦です。 まずは浦安での整備風景から… 午前中に撮影した”ホール”選手の機体”MXS-R”。 5月14日の2枚目の写真を見ると分かりますが、”ホール”選手の格納庫は午前中は閉まっていまして…なので隣から覗く形(運良く仕切りもされていなかった)で撮影しました。 午後には開いたので整備中の機体を撮影する事が出来ました。 一方、”ラム”選手の格納庫。 さすが豊富な資金源で整備員も多いメーカーチーム!機体も格納庫の内装も準備完了のご様子。 機体は同じく”MXS-R”。 ”MXS-R”はこの2人しか使用していないので、直接対決を観られたのはラッキーでした。 午後にはエンジンカバーを外した写真も撮れました。 そして更にラッキーだったのは、これも5月14日に書いたように格納庫内を掃除する際に機体を外に出してくれた事。 こんな良い光線状態で飛行シーンも撮りたかったです。 そしてその飛行シーン… ”スタート”ゲート通過直後の”ホール”選手(トリミングしています)。 公式練習の写真で、使用レンズは400ミリ。 そして次の”シケイン”に向かう”ラム”選手。 ”ROUND OF 8”の写真で、使用レンズは600ミリX1.4。 良く目立つ”ウィングレット”が特徴の”MXS-R”ですが、実は元々の装備では無く後から付けられたモノです。 2cシケインを通過する”ホール”選手。 ”ROUND OF 14”の写真で、使用レンズは400ミリX1.4。 ”ウィングレット”は昨年”ラム”選手が初めて装備し、空気抵抗低減の効果が有った事から今年度から”ホール”選手も採用しました。 次の第3ゲートへ向かう”ラム”選手。 こちらも”ROUND OF 14”の写真です。 元々”ウィングレット”は旅客機の燃料節約(空気抵抗低減により)の為に装備され始めましたが、その効果は4~5パーセント程度なので主に長距離を飛ぶ機体向けとされています。 第4・第5は省略し、第6を抜けて第7ゲートを右旋回する”ラム”選手(トリミングしています)。 予選の写真で、使用レンズは600ミリ。 ”レッドブル・エアレース”は旅客機の飛行距離とは比べ物にならない”超短距離”ですが、1/1000秒単位で勝敗が決まるレースでは例え4~5パーセントの効果でもタイム差に大きく影響します。 なので”EDGE540”系の機体でも”ウィングレット”装備が始まっています。 8aシケインを通過する”ホール”選手。 ”ROUND OF 8”の写真です。 ”スカイツリー”と絡めて撮ろうとしたのですが、失敗してしまいました(2c絡みで写ってはいますが)。 8bシケインを通過する”ラム”選手。 予選の写真です。 8cシケイン。 公式練習の写真です。 ブレ気味ですが、これでも私が撮影した8c絡みの写真の中ではマシな方なので… 第9ゲートに向かう途中の”背中”シーン(トリミングしています)。 ”ラム”選手の機体は18日に紹介しているので… 第9ゲート直前。 予選の写真です。 第10は省略して”ゴール”! ”ROUND OF 8”の写真です。 ”ROUND OF 14”では"マット・ホール選手が勝利して”ROUND OF 8”に進出となりました。 それでは何故”ラム”選手が”ROUND OF 8”で飛んでいるかと言えば、勝者7人に加えて敗者の中で一番タイムが良かった選手が8人目になれるからです。 当然”ラム”選手が8人目となった訳で、勝敗がどうであれ着実にポイント圏内に入ってくるところが”ナイジェル・ラム”選手の凄さです。 第3戦の”ロヴィニ”まで終了した現在、"マット・ホール”選手は”ポール・ボノム”選手と並んで獲得ポイントトップ!”ナイジェル・ラム”選手は4位ですが、まだまだ勝負の行方は分かりません。 次回は”室屋義秀”選手と”マルティン・ソンカ”選手の写真紹介です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.06.21 16:02:10
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