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カテゴリ:航空イベント(民間)
今回は”ピーター・ベゼネイ”選手VS”マティアス・ドルダラー”選手の写真紹介です。
本来ならば昨年の中盤以降上り調子の”ドルダラー”選手に注目するところですが、対戦相手はあの”ゴッドファーザー”こと”ベゼネイ”選手! ”アエロバティックス日本GP”でファンになってしまった私としては、”ベゼネイ”選手に声援を送ってしまいます。 まずは14日の浦安の様子から。 午前中に撮影した”ドルダラー”選手の機体”EDGE540V3”。 ”レッドブル・エアレース”の主力機(14人の選手の内7人が搭乗)として既に多くの写真を紹介してきましたが、この機体には他機とは明らかに違う特徴が有ります。 こちらは午後の撮影。 分かりづらいでしょうが、翼端付近に何やら丸い物が…その4で書いた”ウィングレット”装備の”EDGE540”がこの機体です。 先端が尖っていて危険なので、駐機中はテニスボールを刺して保護しています。 一方”ベゼネイ”選手の機体と言えば、実質専用機の”CORVUS RACER 540”。 うれしい事に午前中、格納庫内の掃除の際に外に出してくれました。 ”ベゼネイ”選手の母国ハンガリーで開発された機体で、国旗(赤・白・緑の三色旗)をイメージしたカラーリングが美しいです。 既に組み上がった状態と思ったのですが、良く見るとコクピットの計器パネルが外されていて配線が剥き出しです。 では次からレースシーンを。 ”スタート”ゲートに突入直前の”ベゼネイ”選手(トリミングしています)。 予選の写真で、レンズは600ミリ。 ”スタート”は撮り損ねましたが私の前を通過する際の1枚(トリミングしています)…ほぼ真横から取れました。 ”ROUND OF 14”の写真で、使用レンズは400ミリX1.4。 シケインを抜けて第3ゲートに向かう”ドルダラー”選手(トリミングしています)。 ”FINAL 4”の写真で、使用レンズは600ミリX1.4。 同じく第3ゲートを通過する”ベゼネイ”選手(トリミングしています)。 予選の写真で、レンズは600ミリ。 4と5は省略して第6を抜けて第7で右旋回する”ドルダラー”選手(トリミングしています)。 ”FINAL 4”の写真で、使用レンズは600ミリX1.4。 同じく第7ゲートでの”ベゼネイ”選手(トリミングしています)。 ”CORVUS RACER 540”は”ベゼネイ”選手用に開発された機体ですが、設計上は”EDGE540”や”MXS-R”を上回る性能を持っていたので、他の選手も採用を検討していました。 公式練習の写真で、使用レンズは600ミリ。 8bシケイン通過。 ところが実際にレースに使用してみると非常に扱いづらい機体(航空機では良くある話です)だったようで、他の選手採用の話は無くなってしまいました。 公式練習の写真で、使用レンズは600ミリ。 第9ゲートに向かう際の”背中シーン(トリミングしています)。 この後もっと傾けてくれたのですが… 「母国ハンガリー製の機体で勝利を掴みたい」と懸命に調整してレースに臨んできた”ベゼネイ”選手でしたが、成績は振るいませんでした。 予選の写真で、レンズは600ミリ。 ”ドルダラー”選手の方は何とか(トリミングしています)… 予選の写真で、レンズは400ミリX1.4。 第9ゲート通過。 ”ROUND OF 14”の写真で、使用レンズは400ミリX1.4。 第10ゲートを通過して”幕張ターン”。 ”ROUND OF 8”の写真で、使用レンズは600ミリX1.4。 ”ゴール”! 予選の写真で、レンズは400ミリX1.4。 話の流れでお分かりでしょうが対戦は”ドルダラー”選手の勝利。 この後”FINAL 4”まで勝ち進み、3位入賞となりました。 そして”ベゼネイ”選手ですが、第3戦”ロヴィニ”でついに機体変更を決意!母国での第4戦では”EDGE540V3”を使用する事になりました。 新型機は”ドルダラー”選手と同様”ウィングレット”を採用、主翼と尾翼に大きく”Red Bull”の文字を描いた派手な機体となりました。 そして本日行われている第4戦、初めて使用する機体で”ROUND OF 8”に進出。 惜しくも敗れましたが6位で久々のポイント獲得となりました。 ”ドルダラー”選手も”ROUND OF 8”に進出(室屋選手を破って)しましたが、次の相手はあの”ポール・ボノム”選手!ペナルティが無ければ勝てたのですが…7位となりました。 次回は”ニコラス・イワノフ”選手と”フランソワ・ルボット”選手の写真紹介です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.07.06 00:36:08
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