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カテゴリ:航空イベント(民間)
”レッドブル・エアレース千葉2016”まで3週間を切りました。
昨年よりチケットの売れ行きが鈍いですが、先日ようやく”コースレイアウト”が発表されました。 どこで観戦しようか迷って保留していた方達もこれで動き出す事が出来るでしょう。 昨年と比べると1往復少々だった”コース”が約2往復になり、少なくとも往路復路で2回だった撮影チャンスが4回に増えます。 ”シケイン(3本組みのスラローム)”が遠くなってしまったのは残念ですが、通過するゲート数が11(スタート・ゴールを含め)から15に増えるので、マイナス分を補って余りある程レース全体の見所は増すはずです。 昨年観戦された方はその経験から「今回はどう撮るか」既にイメージが固まってきているでしょうが、今回初観戦の方は「どの位のレンズでどう撮れるのか」分からないでしょうから微力ながらここで説明を…尚、説明は”Bエリア”での撮影が基準になります。 まずは”スタート”シーン。 昨年紹介した写真のほとんどはトリミングしていたのであまり参考にならないので、まずはノートリミング版を。 使用レンズは400ミリですが”APS-C”機なので、35ミリ換算で600ミリ。 機体の大きさが約7メートル、エアゲートのチェック部分の長さ10メートルを基準に計算すると、私からの距離は約320メートルになります。 機体が中央になって構図的に良くないですが、フィルム時代のMFレンズを使用しているので中央測距しか出来ません。 余裕があれば構図を修正しながら撮影するのですが、秒速100メートル以上で飛んでくるので… そんな訳でついトリミングに頼ってしまいます。 元の画像1600万画素から約950万画素くらいにカット(更に縮小していますが)。 今回の”スタート・ゴール”は高額な”ラウンジエリア”付近になってしまいますが、”Bエリア”では第7・第9ゲート通過時、”Aエリア”では第3・第5・第11・第13ゲート、そして”ファミリーエリア”でも第4・第12ゲート通過時にこのようなシーンが撮れると思います。 8aシケインでの旋回シーンで、距離は約650メートル。 約920万画素にトリミング。 今回同様の写真は第2(Aエリア側)・第14(Bエリア側)ゲートで、そして距離は有りますが第6(Bエリア側)・第10(Aエリア側)シケインでも撮れる機会が有ると思います。 第7ゲートでの旋回シーンで、距離は約850メートル。 約920万画素にトリミング。 こちらも3・4枚目と同様に撮る機会はあるでしょう。 ところで、私はプロペラを完全にブラして撮影したいのでシャッター速度1/125秒で流し撮りしていたのですが、5・6枚目では背景があまり流れていません。 これは距離が離れてブレが目立たない事に加えて、旋回中は横方向の動きが見た目遅くなる事によるものです。 これを応用すると… 第5ゲート通過シーンで、距離は約1370メートル。 さすがに小さいので約600万画素にトリミング。 水平方向の動きが最も遅くなる旋回のピーク付近で撮影すると、ほとんど背景は流れません。 実際は流れているのですが1・2枚目では約80センチメートルくらい流れていた物が1/10以下に減っているので、見た目では分からなくなっています。 なので5・6枚目の条件でも背景を止める事は可能です。 この写真のみ縮小を緩めてみましたが、そこそこ見られる写りになっていると思っています。 同様の写真はどのエリアでも撮影可能です。 最後に重要な点を。 これらの写真は予選日の物で、当日の天気は曇りだったのであまり問題は無かったのですが、晴天時には会場正面から浦安方向は”逆光”になります。 夕方に近付くほど検見川方向は”順光”に近くなりますが、特に”Bエリア”での撮影を考えている方は覚悟が必要です。 砂浜の”Aエリア”より高い位置で撮れるのでコース全体を見通すのには向いている場所ですが… 少しでも参考になれば良いのですが、ここで説明は終了します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.05.16 21:19:48
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