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カテゴリ:■入居後■トラブル編
なんだか、ひさしぶりに更新します。
2011年3月11日14:46、 ちょうど、小学校の書写の授業ボランティアで、 娘たちと同じ場所にいました。 校庭に避難していた娘たちのところに駆け寄る最中も、 まっすぐ走れないほどの揺れが何度も続き、 家はいったい、どうなっているんだろうと心配しながら自宅に戻りました。 だって、わたしは小学校以外の状態を何も知らずにいたけれど、 迎えに来た保護者の方々は道中や自宅の様子をいろいろ教えてくれたんですもん。 我が家と逆方向から来た方は、道路から水道管が割れて水が噴き出しているとか、 別の方は、家中の照明器具の傘が割れて大変だとか、 泣きながら迎えに来ていた方々もいました。 双子を連れて帰ると、 近所の人たちが外に出ていて、 わたしが子連れで帰ってきたのを見て、 「迎えに行かなきゃいけないの? 家の中じゃ怖くて出てきちゃった」と溜まっていました。 「ちょうど授業があったから連れてきたの。迎えのない子は集団下校でそろそろ来るよ」と教えてあげたけれど、 すぐに停電、今の電話は電気がないと繋がらないものがほとんどなので、 当時、連絡網はだけだったため、 毎年の引き渡し訓練は役にも立たず、どうしたらいいかわからずに 迎えに行った人、待った人とバラバラでした。 そんないろんな人たちの話を聞きながら自宅に入ったわけですが、 入る前に自宅周りを1周、玄関へのステップのタイルがちょっと割れて落ちていたりしましたが、 大きな壊れはありませんでした。 中に入ると、これが地震なんだ…という光景に愕然としました。 テレビ台が斜めに張出し、 ピクチャーレールに掛けていた額が半分落ち、 壁のクロスが傷つき、とにかくいろんなものが落下していました。 額がテレビの上に落っこちなくて良かったと思わなければいけなかったんでしょうね。 ただ、家ブロガーとしてはダメダメでした。 照明の傘が割れて、足の踏み場もないので、 娘たちが危険だと思い、撮影も何もせず、いきなり掃除から始めちゃいましたもんね これから下の写真は、本日撮影したものです。 額を掛けておけば隠れるので直してないです。 我が家は、基本的に地震を考えて、ぶら下がる照明はほとんどないのですが、 見た目を重視してLDK部分だけペンダントライトを採用しました。 だけど、徹底したほうがよかったのかな…。 見事に割れていました。 レンジフードに当たって割れたのか、照明器具同士で当たったのか、 定かではありません。 未だ、揺れが続きますので、なかなか購入できずに、割れたまんまです。 傘がないほうが、当たる面積が小さいので割れなさそうなんですもん。 玄関ステップのタイルの割れです。 小さいダメージなので、そのままですね。 そして、家の前の遊歩道と側溝の段差をご覧ください。 コーナー部分が5cm程度下がっていました。 それでも、我が家のあたりは、ダメージの少ない地域でした。 同じ学区内でも、家に住めなくなってお引越しされた方もいます。 それを思えば、このくらいで済んでよかったのかもしれません。 また、電気の復旧も、学区内でも大きく違い、 我が家のあたりは、夜7時過ぎに復旧しましたが、 翌朝まで復旧できなかったところもあったようです。 オール電化の我が家は、停電になった時に失敗したなと思ったりもしましたが、 電気がなくてガスだけあってもな…と思い直したりします。 ガスも、コンロくらいですよね、使えるの。 給湯機だって電気で動くんだ…となれば、カセットコンロがあればいいんだものね。 それよりなにより、水道が3日目まで使えませんでした。 やはり、水道管が割れているところがあるとなれば、仕方がなかったんでしょうが。 トイレが一番困るんですよね。 普通のトイレで、1回流すのに8Lくらいの水を使うんだそうです。 最新の節水型でも4L。 これで、我が家が重宝したのが、雨水タンクでした。
瓦屋根は、ことごとく落ちてましたね。 予算もあってスレートにしていますが、 今回の震災を経て、これでよかったんだと思えました。 直接の友人や家族ではなかったけれど、 友達の親戚、教え子の家族、実家の近所の姻戚など、 多くの犠牲者が周りにもいましたので、 1年間はブログに書き込むことを自粛していました。 少しずつ思い出しながら、 また、ぼちぼちと更新していきたいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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