カテゴリ:シルバニアファミリー
長らくお休みしていた、シルバニアのお話の第5話です~
結構悩んでいました・・・ ・・・とは言っても、なんのひねりもなく、よくある話なんですけど・・・ あ、そうそう、 もしかして、「これから読んでみようかな?」っていう方の為に 過去の話をリンクしておきますね。 第一話 プロローグ 第二話 出会い 第三話 発覚 第四話 初対面 第五話 衝突 では、6話、仲直りです~ サル君の思わぬ告白にびっくりした、イヌちゃんはあわてて家に帰ってきたら ネズミちゃんに呼び止められました。 ねえ、イヌちゃん、明日一緒にピクニックに行かない? 裏山の川辺、お花がいっぱい咲いているらしいよ え・・・私・・・でも・・・ あ、もしかして、マロン君とデートの約束してた? 大丈夫!あとでマロン君も誘うって! え・・マロン君・・・やっぱ、私、行かない。 え~どうして~!!この頃体調いいんでしょ。美味しい空気吸ったら、もっとよくなるって! そこへ、家の中からお母さんが家から顔を出してきました。 あら、いぬちゃんお帰りなさい。ネズミちゃんも、こんにちは。 こんにちは、おばさん。・・・明日、イヌちゃん誘って裏山にピクニックに行こうと思うんです あ、だからネズミちゃん、私は行かないって・・・ あら、どうして??行ってらっしゃいよ!この頃体調もいいし。家にばかりいちゃ、だめよ! ね~!ほら、お母さんもそう言ってるんだし!! 明日、朝、いつものところで待ってるから!!・・・じゃぁね~~~!! ネズミちゃんは帰っていってしまいました。 その夜、イヌちゃんはずっと悩んでいました。 どうしよう・・・・ 明日、マロン君になんて・・・会えないよぉ~ すると、窓が こつんと音がしました。 な、なんだろう・・・今の。 まさか・・・?? ベランダに出てみると 窓の下に、マロン君がいました。 よお!やっと出てきたな。 何回、石投げたとおもってるんだ?! ま、マロン君!!どうして?! どうしてだかご機嫌ナナメのお嬢さんの様子を見に来たんだ。 どうして? ・・・・言っとくけど、俺の夢は、たぶん、みんなが想像しているものじゃないんだよな~ え?・・・だって・・・ 確かに、俺は一時期、シルバニア大学付属高校にも通っていたし、それどころか大学の研究室に出入りしていたんだ。 でも、それは夢の為じゃない。 母さんと一緒にいる為と母さんの病気を治すために、病気の特効薬をつくるチームに参加していただけなんだ。 そうなの?!すごいじゃない!! すごいのかな・・・すごいのかもしれない。でも、特効薬はできなくて、母さんは死んでしまった。 それに、俺の夢は、研究者じゃない。 俺の夢は、俺が好きだと思う人と、普通に普通の暖かい家庭を作ることなんだ。 で、でも・・・ 実は、父さんも母さんもそのチームの研究者だったんだ。結婚して母さんは仕事をやめたけど、父さんは連日研究の為、過労で死んでしまった。 母さんは俺を育てる為に働かなくちゃいけなくて、またチームに復活したから、ほとんど母さんは家にいない生活だった。 少しでも母さんと一緒にいたくて、一生懸命勉強して、そのチームに入れてもらったんだけど、 母さんは結局、研究していた犬型白血病にかかって死んでしまった。 俺は、母さんと一緒にいたいという目的がなくなったから、チームをやめちゃったんだ。 ただ、それだけの事なんだ。 うそ・・ ほんとに、ほんと!!! だからね、俺の今の一番の夢は、好きな人と少しでも一緒にいることなんだって。 その俺の夢にどうしても、どうしても協力してほしい唯一の人が、何か誤解して、拗ねてるんだもんな~、困るよな~ だって・・・だって・・ だっても、何もないのっ!な、イヌちゃん、俺の夢に協力してくれる? ・・・・いいの??本当に私で、いいの? いいも何もないよ!こっちがお願いしてるんだからさ! ま・・・とりあえず、明日のピクニックでも行きますか?おじょうさん! うん!行く!行く!! じゃ、きまりな!! あんまりこんな風にしゃべっていたら、イヌちゃんのお父さんに怒鳴られそうだから、もう帰るよ。 うん。また明日! また明日な!!そう言って、マロン君は帰っていきました。 イヌちゃんはとっても幸せな気分で眠りにつきました。 翌朝早朝、待ち合わせに行くと なぜか、サル君と、ウサギちゃんもやってきてしまいました。 よぉ! おはよ~みんな~~ え??なんで? お前ら・・・ どうしたの?二人とも!! するとサル君は えへへ!ネズミちゃんの母さんに昨日の夕方、会って、今日の話きいちゃったんだよな~。 そうそう、あなた達だけで行くなんて、ずるいわよ~!当然、私たちもご一緒させてもらうわ~ はてさて・・・ ピクニックはどうなるのでしょうか? 第7話につづく・・・ 少し時間が空いていましたが ようやく6話を作ることが出来ました~ で、でも・・・・ 見てくれている人が、はたしているのかなぁ? 読んでくれた方、よかったら足跡残してくださいね 6枚目の写真は・・・変でしょ。 あれは、背景を塗りました。 かなり下手です ちゃんと夜の空を画用紙とかで作って、貼ればよかったよ あと「窓に小石をコンっていう、ベタな事、やるやついないよ!!」と突っ込みを入れた方!!! 実際、居ますよ!!私の元彼が・・・ で、親に見つかって、朝までこっぴどく叱られました。 あの時代は、大変だったけど・・・でも・・・一番いい時代だったかもな~~~。 ・・・っていう、懐かしい気持ちを思い出して、 このシーンを作っちゃいました 第7話はピクニック・・・・ 作るのが大変だぁ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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