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テーマ:アロマテラピー!(1426)
aroma accessory mikoma主宰による連載「aroma romantique -香りの文芸散策- 第5回」では『幽遠の伴侶 幽艶の冷香』と題しまして、歳寒の麗人梅の花の香りについて綴ってみました。漢詩では「冷」のイメージで梅の香が詠われる場面が出てきます。ひんやりとした厳冬の空気にそこはかとなく漂う清らかでかつ艶やかな香り。その梅の香の世界を本文にてご堪能くださいませ。 梅の花が愛でられ詠われるようになったのは、日本では遣唐使により梅がもたらされた奈良時代以降になります。当時は、専ら花の下での宴を楽しむ機会にもてはやされていたようです。万葉集では、梅の歌は119首と萩の歌に次いで二番目に多く歌われています。ただ、「梅の香」を詠み込んだものは 「梅の花 香をかぐはしみ 遠けども 心もしぬに 君をしぞ思ふ(巻20 4500 市原王)」の一首のみです。 画像:「aroma romantique -香りの文芸散策- 第5回」のイメージ写真のカラーバージョンです。 aromatopia74号 家族の絆とベビーマッサージ>aromatopia74号 家族の絆とベビーマッサージ aroma accessory mikoma>aroma accessory mikoma お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.01.24 08:30:07
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