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テーマ:本のある暮らし(3292)
カテゴリ:本の世界
『月の光のなかで』 キャロリン・マックヴィッカー・エドワーズ著 椎名葉訳 本書では、世界各地の月にまつわる神話伝承が、おとぎばなしとして語られています。 取り上げられている話は、古代エジプト、オーストラリア ブランジ族、中央アメリカ マヤ族、韓国、ハワイ、スリランカ、中国。ベトナム、インド、アリューチカ コディアク島、ユダヤ民話、イギリス、アマゾンと、実に多彩です。 各話ごとに世界地図にその話の伝わる場所が記されています。 素朴で愛らしい挿絵に、和みますよ。 私が気にかかった話は、「十三番目の壺」(中央アメリカ マヤ族)と「月と睡蓮」(アマゾン)です。ちょうど、バレンタインチョコでマヤ族に伝わる・・・といった事に触れたからなのかもしれません。 そうそう、「十三番目の壺」にはチョコレートも出てくるのですよ。これは神話が元になっている話ですが、十三というのは、マヤ族にとって神聖な数字だったのですね。 「月と睡蓮」は、月に思いを寄せる少女の物語です。水に映る月がモチーフになっています。手に入れることのできないもの、叶わぬ夢の象徴・・・水に映る月・・・これは、世界共通のようですね。 次に、月がからだに与える影響について述べた本を、ご紹介します。 『MAGIC MOON 月のダイアリーにあわせて美しくなる』 フェリシタス・ホルダウ/モニカ・ヴェルナー共著 手塚千史訳 本書では、人間も自然界の一部であるので、同じく自然界の存在である月の影響を受けているというのを意識し、その月のパワーやリズムを健康と美容に活かしていこうといったことが語られています。 例えば、本書によりますと、髪をカットするのに適しているには、豊かさを司る獅子座と完璧さを司る乙女座の時だそうなので、美容院へ行くならばその時期に、また、皮膚は表皮の細胞が形成されてからはがれ落ちるまで28日かかるのですがそれが月の満ち欠けのリズムと同じであるので、お手入れにもそのリズムを取り入れるetc、情報がふんだんに盛りこまれています。 月に関する本は沢山出ていますよね。 月に魅入られた作家もしかりです。 いずれまた折をみましてご紹介していきたいと思います。 写真:自家製ドライミントティー 自宅でドライにしたスペアミントのティーです。お湯を注ぐと水中花のようにぱーっとフレッシュミントに早変わり!して、目も楽しめます。月のリズムでボディケアをする時には、からだの中の老廃物を排出するのに、水やハーブティーをたっぷり摂るのがいいそうです。 aroma accessory mikoma>aroma accessory mikoma お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.02.26 12:16:51
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