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テーマ:暮らしを楽しむ(387492)
カテゴリ:小さな自然を暮らしの中に
梅花薫帯身 ばいかくんしんにおぶ 『懐風藻』より抜粋 松の枝を渡る風は清らかな歌を奏で、梅の花の芳しい香を身に帯びる。春の御苑での典雅な情景を詠んだ漢詩の一節です。殊更目をひく表現ではありませんが、字面を追うだけで情景が浮かび、目を閉じればしばし梅園に遊ぶことができそうです。 辺りで一番遅咲きの梅が開き、やわらかな風に舞った一輪を、早春のお裾分けにいただいてきました。傍らにころころと遊んでいた蕾を摘むと、ほんのり梅の香が。その清涼感の甘さに、口元もほころびます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.03.11 16:31:18
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