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テーマ:美術館・博物館(1556)
カテゴリ:絵の世界
「モクレン、満開」3/18(火)-3/30(日)へ行ってきました。 出口さんの展覧会へは 美篶堂ギャラリーでの2006年三人展「bookmark」 2007年個展「どこだかわかる場所」に続いて3回目の訪問です。 「春のはじめの夜、ランプみたいにともってる、 バホバホでサバサバなモク レンの花。 そんな愛すべきモクレンを其処ここに、 シルクスクリーンで刷りました。」 と、出口さんのメッセージの記された葉書を見ながら ギャラリーへ到着。 毎回、製作へのこだわりを さりげなく感じさせてくれる出口さんの作品たち。 今回も、素敵でした。 私のお気に入りの一枚は モクレンサブレの女の子たちです。 「これ、あれに似てるよね」 「あれって、もしかして、カマクラのオミヤゲの定番の、あれ?」 「そう、ほら、大きさもそうだし、形もなんとなく、ね」 「そういえば、モクレンの花って、ふっくらまとまってる鳩みたいだよね」 「なんだか、カマクラに行きたくなっちゃったな」 「電車に乗って小旅行、いいね」 「モクレンの咲いているお寺、あるかな」 「東慶寺は、モクレンとモモとサクラが、一度に咲き重なる時があるみたい」 「わー、見たいなー」 「行こう、行こう」 「春服出さなきゃ」 「わたしは、くつ買おうっと、たくさん歩けそうなの」 会話が聞こえてくる、物語の生まれる一枚。 私は、眺めながら、モクレンサブレが食べたくなってしまいました。 美篶堂>美篶堂 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.03.23 23:27:52
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