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カテゴリ:おでかけ
上野にある国際子ども図書館へ行ってきました。現在の建物は、1906年に創建された帝国図書館の建物を再生し、建築家安藤忠雄氏の参画のもと入口にガラスボックスが増築されできたものだそうです。 明治期ルネサンス様式の部分は、内外ともにとても趣があり、かつ、ガラスを使った部分は、透明性のある視野の広がるせいせいとした気持ちよさが感じられます。ぜひ、実際に行って体感するのをおすすめします。 一階に子どものへや、世界を知るへや、おはなしのへや、カフェテリア(テラス席は持ち込み弁当可/雨天・強風時を除く)があり、二階に満18歳以上向けの第一資料室、第二資料室があり、三階に本のミュージアム、メディアふれあいコーナー、ホールがあります。 小さなお子様連れの方への施設も充実しており、ゆったりと本と触れ合うことのできる、すてきな図書館です。 現在、三階の本のミュージアムで、出発進行!「のりもの」本めぐりへという展示が行われています。 さまざまなのりものの本が一堂に介して展示されています。子どもの頃に読んだなつかしい本も多く、読んだ当時のことを思い出しながら、楽しめました。 今回興味深かったのが、007シリーズの作者のイアン・フレミング作の『空とぶ自動車:1ばんめのぼうけん』、『指輪物語』の作者トールキン作の『ブリスさん』など、どちらかといえば大人向けの作品を書く作家が書いた児童書の存在です。 また、アシモフ作の『ロボット自動車サリイ』、米沢幸男作の『少年オルフェ』などSF作品では、機械であるのりものにロマンティックな側面を見出して書かれているのが印象的でした。 それから、飛行船でパリのカフェに乗りつけ、街燈にロープで飛行船をくくりつけて、カフェに入って一服したというブラジルの作家のエピソードには、飛行機やロケットの飛び交う前に存在した優雅な時代を思い起こさせて、ほほえましくなりました。 「あの世とこの世をつなぐ乗り物」というコーナーでは、おばけやゆうれいが登場します。 「魔法の乗り物」のコーナーの本には、子ども時代に夢中になった、空とぶじゅうたんや空とぶトランク、魔法のほうき、空とぶ竜など、今でも、もしあったら乗ってみたいものが描かれています。 普段の生活では、あまり乗り物に意識を向けることはないのですが、物語の中に登場する「のりもの」には、目をひかれるものが多いです。 読みたい本、読み返したくなった本が出てきた楽しい展示でした。 三階のホールでは、「世界をつなぐ子どもの本」2008年度国際アンデルセン賞IBBYオナーリスト受賞図書展も開催されています。 写真の一番下はパンケーキです。いただきものの自家栽培のブドウを添えてあります。絵本と触れ合うと、なぜかパンケーキが食べたくなるのですよね......というわけで、帰宅後、早速、作っていただきました。 +++++ 『アイダミホコのはじめてのヘンプ フェアトレード素材でつくるかわいいアクセサリー』は、全国の書店、インターネット書店、フェアトレードショップでもお買い求めいただけます。ショップにない場合は、合同出版株式会社へお問い合わせくださいませ。 ☆アイダミホコ作品掲載サイト>aroma accessory mikoma アイダミホコ監修によるヘンプ工作キットが合同出版ホームページ内エコショップ「みみずのカーロ」で、また、ヘンプフラワーヘアピンキットが、ピープルツリー自由が丘店にて発売中です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.08.31 08:23:58
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