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【監督】 ダニー・ボイル
【原作】 ヴィカス・スワラップ 【脚本】 サイモン・ビューフォイ 【撮影】 アンソニー・ドッド・マントル 【音楽】 A・R・ラフマーン 【出演】 デヴ・パテル/マドゥール・ミタル/フリーダ・ピント 2008年トロント映画祭、観客賞受賞作。 【内容】一人の若者が、ある日警察に逮捕された。彼の名はジャマル。 インド・ムンバイのスラムで生まれ育ったイスラム教徒のストリート・チルドレンだ。容疑は、「 クイズ $ ミリオネア 」 の回答を知っていたのではないかという詐欺容疑。警察さえも信じてくれない無学で貧しい少年が正解を知った真実とは、彼の人生にあった。 【感想】 インドの貧民街とか子供の物乞い集団の描写はひどくリアルで悲惨な場面も多いのに、印象としてはファンタジーな映画。悪役がそれほどの悪ではなく、主人公がハッピーエンドに終わることはほぼ予想できた。インドの数十年前と今のモダンな姿を比較観察するのに良い作品かもしれない。監督はイギリス人だが、あくまでもボリウッド製のインド映画であることも最後に分かる。全体にテンポが良くて飽きなかった。主人公は18歳の新人だが、役柄にはあっていたと思う。「クイズ番組で段階を踏みながら高額賞金に挑戦」を骨軸に、クライマックスまでどんどんスピーディーに盛り上がっていく。カタルシスを味わえるので気持ちがダウンしている人にお勧め。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年12月22日 06時10分23秒
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