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2009年04月06日
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Dのことでイライラすることの多かった先週だが、2年前からメンバーになった画廊の会員たちにイライラすることは全くと言ってない。ほとんどが50代から60代の女性で70代や80歳のメンバーもいる。いずれも若々しくて知的で自立しており、非常に付き合いやすい人ばかりだ。30代となるとすこし尖ったスノビッシュな女性もいるが、前にいたグループのようにライバル意識や人をけ落とすというとげとげしい空気は全くない。男性がいないせいだろうか。
アメリカ人女性というのは日本人の感覚では30代くらいまで非常に扱いにくい人が結構いる。ルームメイトを選ぶときも、アメリカ人の地方から来たばかりの20代の女性にはスポイルされた、手を焼く人が多かった。
それが50代ー60代以上となるとそれぞれ人生も先が見えてきて焦りがなく、家族の世話からも離れて自分の好きなことをしている人が多い。古手のフェミニストも多い。レスビアンも幾人かいる。私は全くフェミニスト運動には関わっていないので、その辺で新鮮でもある。
欧米の女性アーチストのほうが日本人女性アーチストより歴史的に差別を受けてきたのかもしれない。有名な女性画家は20世紀中盤までほとんどアメリカにはいなかったという。
アメリカは意外と女性が開放されているようで実際的には差別されてきたから、フェミニスト運動が起こる理由もあったんだと思う。
私は女子大で絵を学び、伸び伸びと女性ばかりで大学時代を過ごし、そのまま女性が大多数の職場で服飾企画の仕事をし、その後ダンスや演劇の世界で長く過ごした。普通の社会人だと経験するような職場での男女差別とかの経験もなく、アメリカの大学でも大学院でも好きな科目では男性より遙かに打ち込んで成果もあり、写真や演劇の世界で自らの性が劣性だと意識することもなく今に至っている。
子供の頃に育った家庭はかなりの男尊女卑で父と兄が女より立場が重要という意識は家族にあったようだが、その家庭も18歳になる頃には出てしまい、その後戻ることはなかった。
フェミニストになる人は、やはり抑圧しようとする力に対抗しようというエネルギーが生まれてなるんだろうと思う。
前の展覧会で「女性の芸術は本質的に女性にしかない面があるか?」ということがテーマだった。私は自分の作品はユニセックスだが、多くの女性の芸術は歴史的に国を超えて女性の母性やセクシュアリティをテーマにしたものが多いと答えた。男性芸術家の作品にはそういう要素はほとんどないのだから、女性はやはり女性にしかないものがあるのだと思う。





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最終更新日  2009年04月06日 11時54分13秒



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