塩ようかん。
塩○○、というお菓子類をよく見かけますよね?覚えている範囲の一番最初は4、5年前イタリア製のチョコレートで塩入り、というのだったと思います。その後キャラメルブームにのっかって塩キャラメル、塩飴の類がにょきにょきと商品化されました。で、今日は塩羊羹です。今年のゴールデンウィーク直前に当地と隣県になる島とを繋ぐ橋が開通しましたのをご記憶でしょうか?遅ればせながら我が家も渡ってまいりました。渡った先の行楽施設『○ンゴル村』のお土産物のコーナーで見つけたのがこちら。『モンゴルの塩と玄界灘の塩、どっちが美味しいと思う?』と院長に尋ねたところ、食べ比べてみたらいいじゃん!と、2本とも買って帰ることになりました。まだ開けていないのですが、さて、美味しいのかな?昨今の塩○○ブームとは関係なく、日本のお菓子、駄菓子の分野には塩味と甘味の同居を楽しむカテゴリーがありますよね。おせんべいなどで、醤油味の生地の周りにザラメとかアイシングみたいなお砂糖の衣がついているとか、塩豆大福とか。実は私、あれが苦手で随分大きくなるまで食べられなかったんですよ。甘いかしょっぱいか、どっちかにして!という感じでどうもいけない。そんな私が塩羊羹だなんて、随分おとなになったなぁとヘンな所に感心してしまった休日、木曜日のお話でした。そういえば、学生時代九州に来て、なんとも居心地が悪く感じた言葉のひとつが”からい”でした。こちらでは塩辛いのも、唐辛子辛いのも”からい”といいますよね?塩辛いは”しょっぱい”と言い慣れて育ったものだから”はっ?”でした。院長に尋ねてみると、その二つは”からい”であって区別することなど考えたこともないといいます。イヌイットの言葉には雪の表現が100以上もあるなどと少々誇張混じりに言われるようですが、あたり一面雪の中で『ここどこだぁ~~?!』となったときのためかどうか雪を表す言葉は20種類以上、場所を表す”こそあど言葉”も30種類以上あるのだとか。命にかかわるというほどではないのだけれど、味を表す言葉を丁寧にひろっていくとその言葉を使う人たちが何を重要だと思っているのか、ちょっと面白い、新しい世界地図が描けるんじゃないだろうか?などと思ったものでした。お話が逸れてしまいましたが件の橋↓ 橋よりも少々手前に国民宿舎があります。そこでお昼ご飯。お料理の中でこれはありえな~~い!という一品。”ミニトマトの湯剥き”です。↓自分では絶対しないけど、剥いてあるとかなりHappyな美味しさ。(^^ゞ