70年代シリーズ81
以前にもご紹介しましたが、http://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/200806060000/ポータブルカセットデッキの最終型、TC-D5Mです。この機種は1980年製ですが、1978年発売のTC-D5という機種のマイナーチェンジ版です。TC-D5はM付きとは見かけはほとんど同じで、メタルテープに対応していないだけでしたが、内部の回路は大幅に変更になっています。回路図だけを見るとTC-D5Mの方が良いように思いますが、音はTC-D5の方が良いと感じる方もいらっしゃるようです。お値段は99,800円とけっこうお高いです。M付きは105,000円とちょっとだけ値上がり。このTC-D5Mはその後25年間も生産されていた機種でこれ以上の改良は必要ないとメーカーも思っていたようです。音は充分に良いと思いますし、現在の小さなレコーダなどとは比べ物にならないくらい良いと思います。かのG.グールド(1982年没)も使っていたとか。。TC-D5Mは一度修理しましたが、その後も手放すことはできず現役で使用しています。少なくとも英会話等の習い事で必要になってくるカセットテープのアナログ的な巻き戻し感覚はデジタルレコーダでは再現できないようですね。