スピーカ設計には(27)
このとき以来1年半ぶりの記事になります。http://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/201205160001/スピーカ・シミュレータは完成していたのですが、パワーアンプYAMAHA B-Iと対のプリアンプYAMAHA C-Iの電源が入らなくなり、試聴ができなくなっていて、代わりの自作プリアンプも発振が止まらず困っていたところ、基板を眺めていたら偶然、-電源用の3端子レギュレータの入力側がなんとなく?ショート状態になっていたのを見つけたので直してみたら、完全ではないものの使えるようになったので、スピーカ・シミュレータを通して、手持ちの音源のデータを採り始めました。音源の試聴時の5種類10項目の最大値を探り、スピーカの設計仕様を決めるためです。デジタル・マルチメータの下のファンシー・ケースがスピーカ・シミュレータ。その右となりのアルミケースが10dB/dec.逆ピンクノイズ特性フィルタ。データ・ロガーはスピーカ・シミュレータの真下の床の上のLCDディスプレーの付いた箱。自作プリアンプはYAMAHA B-Iの上に乗っているタカチ製アルミケース。バランス入出力の仕様ですが、B-Iがバランス仕様ではないため、プリアンプの出力はホット側だけを使っています。自作プリアンプに関しては「上條式SITアンプ」の続きになります。スピーカ・シミュレータのブロック図はこれ。左右分ありますので、実際はこれが2系統あります。で、実際の計測データ例がこれ。ーーー鬼太鼓座 決定版 Victor VICG-5415CD1,最大値 Rch(1Vp-p入力→0.5Vdc出力)2,最大値 Lch(同上)3,最大振幅値 Rch(@10Hz1Vp-p入力→2.5Vdc出力) +20dB増幅4,最大振幅値 Lch(同上)5,熱時定数シミュレータ1s Rch(1Vp-p入力→0.3535Vdc出力)6,熱時定数シミュレータ1s Lch(以下同上)7,熱時定数シミュレータ3s Rch8,熱時定数シミュレータ3s Lch9,熱時定数シミュレータ10s Rch10,熱時定数シミュレータ10s LchNo.1 10dB/dec.逆ピンクノイズ特性フィルター off131115-131509 655.2kB1,2.881V2,2.876V3,1.1006V4,1.2092V5,0.9710V6,0.9283V7,0.8773V8,0.8944V9,0.8140V10,0.8194VNo.2 10dB/dec.逆ピンクノイズ特性フィルター off131117-142840 692.5kB1,2.883V2,2.873V3,1.1003V4,1.2096V5,0.9682V6,0.9269V7,0.8771V8,0.8925V9,0.8131V10,0.8181VNo.3 10dB/dec.逆ピンクノイズ特性フィルター(電圧利得0dB@20kHz)on131117-155501 713.4kB1,1.403V2,1.089V3,0.0471V4,0.0538V5,0.1041V6,0.1109V7,0.0927V8,0.0891V9,0.0865V10,0.0744V