バッテリーの寿命
最初に購入したのが、2007年の10月。運用を始めたのが、2008年の1月。http://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/200801170000/7年程保ちました、というか、7年しか保たなかった、というか。最初は2系統に4個直列2並列で、8個づつ全部で16個あったバッテリーが、だんだん使えるのが減っていって、最後の4個の内、1個がとうとうだめになったので、日本製のディープサイクルバッテリー12V 100AH@5RH ×2個に交換しました。1個35kg、歳を取るとこの辺りの重さが限界でしょう。アマゾンで2個で45,000円でした。だめになったバッテリーはアメリカ製のTrojan L16P6V 320AH@5RHで1個50kg24Vシステムなので、4直列です。お値段は4個で30万円以上しますので、容量は3倍ですが、お値段は7倍ですので、コスパは2.3倍悪い。。しかも開放型なので、しょっちゅう水の補給をしなければなりません。今度のバッテリーはキャップに電気分解した水を回収するシステムが内蔵されていますので、水の補給は回収が間に合わなくなるほど、ハードな使い方をしたときだけです。まあ、このアメリカ製、手のかかるバッテリーでした。。でも、学ぶところは大きかったと思います。虫歯の電気化学説に気が付いたのも強大な電力を発生することができるバッテリーを実際に運用したからだし、電力とは一体どういうものか?ということも実感できた。たとえば、余った電力をバッテリーに溜めて夜に使うなどということは、バッテリーが高価過ぎるので、一般化しないだろう。バッテリーはデープサイクル型とは言え、全容量の20〜30%までしか使えない、使えないというより、それ以上使うと、バッテリーの寿命が短くなる。もっともコスパの高い12V100AHのデープサイクルバッテリーで、実際に太陽電池が発電していない夜運用すると、平均25AHしか使えない。25AH(アンペア・アワー)とは25アンペアで1時間使える容量ということなので、運用している24Vシステムで25AHだと、通常の商用電源!100Vだと約6AHになる。冷蔵庫も使い、電灯も点け、テレビも見るとなると、最低でも200W、つまり2Aは常時使っている。要するに6AHだとバッテリーで運用できる時間は、3時間が限界となる。日没から3時間しか電気は使えない、それ以降は寝るしか無い。