今日の抜歯再植術シリーズ2.61(初めての再植)
当時60代女性、右上7、咬合性外傷、歯根破折前回のつづきhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202201050000/当時はネットなどにアップしようと思っていなかったので、画像はこれだけだ。一定の画角や倍率にこだわっていないようだ。1倍、1/2倍とかは決めているが。2002/08/31の画像だ。近遠心的に真っ二つになっている。試しにバーチカルで根管充填してみたが、破折線に沿って根充材がはみ出ている。抜いてみたが膿瘍にまみれている。貼り合わせるのは、これは簡単。既製のピンを根管に入れて貼り合わせるだけ。僕は再建とよんでいるが、今は別の言葉があるらしい。知らないけど。思い出さないというかw大臼歯は再建すると歯根が広がっているので、アンダーカットが出来て、抜歯窩に入らないw この点を気をつけなければならない。炎症がひどくて抜歯窩がゆるゆるだったらいいけれど、入らない場合は歯根分割することが多い。途中まで挿入して終わりということもあるw ただただ、諦めないことだ。どんなに状況が悲惨でも。出来ない、保存を諦めないといけない言い訳を延々と述べる方がいらっしゃるらしいが、それには別の理由がある。単に不器用か、やっても失敗して恨まれるか、セラミックスの単冠を入れられないので、儲からない、ならばインプラントに話を振るか、と瞬時にそろばんを弾くのが上手か、だw全くアホくさい。ま、ここは商売ではない、匿名ブログなので、本当のことをしゃべるが。では時系列でどうぞ