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大学時代の友だちと会った。
終始「あの頃は楽しかったねぇ~」と話していた。 当時は、怖いもんなし、夢と希望に溢れ、 なりふり構わず、好きなことをやって暴れまくっていた。 一般の”花の女子大生”とは程遠い。 きったないスニーカーを履いて、 (何しろ、大学までの道のりは泥道だったから・・・) 毎日ジーパン、何故か変な髪形。 モノづくりをしていたためにキャンパスは”つなぎ姿”でウロウロ・・・。 思い出すと本当にオカシイ。 当時の写真を見ると、まるで妖怪みたい(笑)。 だけど、どのシーンを回想しても、私たちは笑顔なのである。 人生でイチバン楽しかった時期だったかも知れない。 そんな素敵な時間を送れたのも、今日会った友だちと出会えたからと言える。 大学入って1ヶ月目くらいかな。 キャンパスをウロウロ歩いていたら、お天気雨が降ってきて、 偶然そこにいたその子が、「入る?」とカサに招いてくれた。 雨の日に出会ったのにも関わらず、 お天気雨だったから思い出すシーンはとても明るくて楽しい。 飲んでいる途中でその子がぼっそりと言った。 「あの日、雨が降っていなかったら、ウチらはこうしていないかもね」 何だか、安い歌詞のようにも聞こえるかも知れないけど、 私の胸にはガツンと響いたセリフだった。 確かにあの雨が私たちを出会わせてくれた。 どうしてもクサイ文言にしか見えないけれども、事実だから仕方ない(笑)。 雨ってなかなかいいもんかも知れない。 雨が降って憂鬱になりそうな日は、その言葉を思い出してみようと思う。 余談だが、 ウチの兄とその彼女も、雨が降った日にカサを貸したことがきっかけで付き合い始めて、 もう7年になる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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