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カテゴリ:時事・ニュース 国内
長崎県の佐世保市で小6の女児が、カッターナイフで同級生を刺殺するという衝撃の事件が発生した。
長崎では過去に中1の少年が小学生を駐車場から突き落とすという事件があったが、その時より衝撃度は今回の方が大きいのではないか。何しろ犯人が小6と小学生であることと、女の子である点だ。 その犯行動機は今のところは明確に伝わってこない。その辺はこれから捜査が進むに連れて解明されていくことだろう。 平成に入ってからは犯罪の低年齢化が顕著になり、それに合わせるか形で法律の適用年齢も下がる一方だ。だが今回の様に小学生がこうした凶悪犯罪(あまり使いたくない言葉だが)を犯すとは想定していない。今回の女児は小6(刑事責任は14歳以上)だから犯罪に問う事は出来ない(児童相談所おくり)ので、いずれ社会(学校)復帰を何気なく果すだろう。 今回の被害者の父は毎日新聞社の支局長だそうだ。取材経験も豊富だろうが、記者会見でも必死に悲しみをこらえて気丈に対応していたのは流石だ。 何時もこのケースで感じるのは被害者が何歳であろうと、必ず氏名は公開される。その一方で加害者である犯人はたとえ小学生だろうと絶対に公開されない。これには議論が分かれるところだが、加害者の人権を守る前に被害者の家族の心のケアや人権を真っ先に優先してもらいたい。 加害者の更生を優先するのも否定はしないが、あくまでも償いを優先させるのが筋だと思う。償いがあっての更生であり、それがなければ被害者家族は一生悲しみを背負って生きなければならないのを肝に銘じて欲しい。 加害者も辛いかもしれないが、被害者は比較にならないほど辛いのだ。日本の法律にはこの点が掛けていると、常に私は感じている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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