KINTYRE’S DIARY～旧館

２００４年度の納税者番付（長者番付）が公示された。４月から施行された個人情報保護法により、来年以降はこのスタイルで公示されるかは微妙だ。元々は脱税者を国民全員で阻止するという名目で戦後始まった制度だが、個人名ばかりか住所まで記されているので嫌がらせも多いそうだ。

【約１００億円の年収？】
新聞等で公表されるのは納税額であるが、一般紙ではなくてスポーツ紙には詳しく各界の著名人の推定年収も記載されている。
それによると日本一の清原氏は「タワー投資顧問」社の運用部長で、推定年収１００億円だ。この会社は１５人程の規模だが、成果主義でこれだけの収入を得たそうだが昨年も８位だったそうだ。因みに２位の方の推定年収が３２億６千万円なので、清原氏は２位の人の３倍強を稼いだ事になる。いやはや凄い部長がいたものだ。
【IT系会社好調】
IT関係の会社では西武の２軍のスポンサー会社で、球場のネーミングライツ（命名権）も持っているインボイス社の木村社長は全国でも１２位で推定年収は２３億１千万円。ソフトバンク社の孫社長の推定年収は９億円、楽天の三木谷社長は８億５千万円、ＳＢＩの北尾ＣＥＯは３億４千万円と派手だ。
全国ランクトップ１００に唯一歌手から宇多田ヒカルがエントリーした。推定年収は９億９千万円で、歌手部門２位のＢ’ｚの稲葉の倍以上だ。ところで邦楽には全く疎い俺には、米国進出で【予想どおり全く売れなかった】彼女が何でこんなに収入があったのか疑問だ。でも国内で発売されたベスト盤が売れたそうだ（そうなんだ～？）。
【その他の長者達】
俳優・タレント部門ではやはりというより予想通り毎日出ている【みのもんた】で、推定年収は５億５千万円。因みに２位は中居正広（ＳＭＡＰ）の５億１千万円だが、これはＣＭの影響か？作家部門では１位は常連の【西村京太郎】の４億９百万円だが、２位には「セカチュー」が売れに売れまくり映画も大ヒットした片山恭一は３億９千万円で１位に肉薄した。
スポーツ界からはトップ１０に８人がプロ野球界からランクインした。トップは横浜の佐々木で推定年収は６億５千万円で、２位は清原で４億６千万円だ。野球界以外では女子ゴルフ界のスーパースター宮里藍が推定年収２億６千万円だ。この税金を納めた沖縄の村は大いに潤ったそうだ。