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2006.11.22
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カテゴリ:アメリカ映画
原題:Flags Of Our Fathers(アメリカ)公式HP
上映時間:132分
鑑賞日:11月11日 新宿ミラノ(歌舞伎町)
監督・製作・音楽:クリント・イーストウッド
出演:ライアン・フィリップ(ジョン・”ドク”・ブラッドリー)、ジェシー・ブラッドフォード(レイニー・ギャグノン)、アダム・ビーチ(アイラ・ヘイズ)、バリー・ペッパー(マイク・ストランク)、ジョン・ベンジャミン・ヒッキー(キース・ビーチ)、ジョン・スラッテリー(バド・ガーバー)、ポール・ウォーカー(ハンク・ハンセン)、ジェイミー・ベル(ラルフ・”ウイギー”イグナトースキー)

【この映画について】
ジョン・“ドク”・ブラッドリーの息子ジェイムズ・ブラッドリーは、英雄と崇められた父の沈黙に秘められた真実を知るため、何年もの歳月を費やし関係者に自ら取材を申し込み、父が見た硫黄島の真実に辿り着く。
この本に感銘を受けたのは、メガホンを取ったクリント・イーストウッドだけではない。既に戦争映画『プライベート・ライアン』で2度のアカデミー賞(監督賞)を受賞したスティーブン・スピルバーグも、本作の映画化権獲得に尽力し、製作に情熱を注いだのだ。イーストウッド監督は「ミリオンダラー・ベイビー」のプロモーションで来日した際に、石原都知事と面会しこの映画の構想を話、硫黄島ロケの許可を直接申し出て実現した。
アメリカを代表する二人の映画人が、戦争に対峙するアメリカ人と彼らの喪失を真正面から捉え、あますことなく描いている。この映画は、日本人が知らなかったアメリカの苦悩と喪失を教えてくれる。そしてイーストウッド監督は、硫黄島の真実をアメリカ側と日本側からの視点で見ることで「真実」を捉える試みをした点に注目したい。
英雄と崇められた兵士を演じる俳優達に大物俳優はいないがアカデミー賞女優リース・ウィザースプンの夫で離婚が噂されるライアン・フィリップ、現在「アンノウン」が公開中のバリー・ペッパーの演技と個性にも注目だ。
【ストーリー】(ネタバレなし)
アメリカ、ウィスコンシン州で葬儀社を営むひとりの老人。今、彼には最期の時が迫っていた。彼の名は、ジョン・“ドク”・ブラッドリー。
彼は1945年、太平洋戦争の激戦地として名高い硫黄島に、海軍の衛生兵として出兵していた。しかも、その時撮られた1枚の写真によって、米国中から“英雄”と讃えられた輝かしい過去があった。しかし彼は、その事について決して語ろうとはしなかった……。
硫黄島で何を見たのか。父は何故沈黙を貫こうとするのか。父の最期を見守る彼の息子が、硫黄島の真実を辿り始める……。
太平洋戦争の末期、米軍は硫黄島に上陸したがそこには日本軍の姿はなく島は不気味に静まり返っていた。緊張の中で砂浜から上陸し島を行進していた米兵だったが、その時、日本兵たちがいきなり乱射してきたが肝心の兵士の姿は見えず狼狽する米国兵たち。
日本軍は平たい島にトーチカを築きそこに隠れた兵士達が乱射してきたのだった。当初の目論みは崩れ日本軍の思いも寄らない作戦に苦戦するのだった。しかし物量に勝る米国軍の形勢は徐々に有利になり、遂には激戦の中で島の象徴でありもっとも高い地点でもある「摺鉢山」を制し士気を高める意味も込めて星条旗を翻し従軍カメラマンにより撮影された。その時の「6人の英雄」はマイク、フランクリン、ハンク、レイニー、アイラ、ドクだった。しかし硫黄島での激闘でマイク、フランクリン、ハンクは帰らぬ人となり帰国できたのは伝令係のレイニー、ネイティブ・アメリカンであることに引け目を感じているアイラ、衛生兵ドクの3人だった。
無事帰国した三人達は写真が新聞の一面をセンセーショナルに飾ったことで一躍「英雄」として祭り上げられ戸惑うことになる。更に、その戸惑いを増長するように三人達は戦費を調達するための戦時国債キャンペーン・ツアーに駆り出され連日のマスコミ攻勢とパーティー三昧で次第にツアーの日々にストレスを募らせるようになる。
特に、ネイティブ・アメリカンの血が混じるアイラは「英雄」と崇められながらも少数人種であるが故の差別も体験し酒に溺れるようになっていった。
さて、ここから先は核心に迫って来るのでポイントだけを書く。
1.ツアーで全国を廻わりストレスが溜まり始めた三人のストレスは溜まるが、彼らが知ってしまったツアーの裏側とは?
2.語られなかった入れ替わった写真の6人目の名前とは?
3.写真に写った星条旗とは異なるもう一つの星条旗があった。それは何故?
4.ツアーが終り別々の人生を送る事になった三人のその後とは?三人はその後再会する機会はあったのか?

などを中心に、来月公開される「硫黄島からの手紙」と併せて必ず映画館でご覧下さい。
【鑑賞後の感想】
余りにも有名な摺鉢山に星条旗を突き刺す写真は私もどこかで見た記憶が残っていたのだが、その裏にはこれだけの知られざるストーリーがあったとは思わなかった。
第一日本人でありながら硫黄島でこれほどまでの激闘が繰り広げられていたとも恥ずかしながら知らなかった。この頃の歴史に疎い管理人は同時に史実に詳しくないと言う理由から、この時代を題材にした映画を観ることも殆ど無かった。
しかし今回観ようと思ったきっかけは、こうしたハリウッド映画は当然ながらアメリカの視点で描かれており自分達の正義感を押し付ける感じのは好きになれないのだが、クリント・イーストウッド監督は第2部として「硫黄島からの手紙」を日本からの視点で描いた作品も用意した点に注目した。
観る前は硫黄島での戦闘にまつわる話がメインと思い構えていた部分もあったが、この映画はむしろ帰国してから英雄視されたことから発生した苦悩を描いた部分が主であった。
三人のなかでドクは衛生兵、レイニーは伝令係で自分自身が英雄扱いされることの戸惑いと喜びを感じる戦費調達ツアー中の自分達と、熱が冷めた後の掌を返したかのような態度に幻滅する英雄達の心理をたくみに描いている点は良かった。
戦争映画のジャンルでは収まらないヒューマン映画と呼んだほうが適切な作品だった。12月になって直ぐに、先述して「硫黄島からの手紙」が公開される。こちらは渡辺謙や私生活でお騒がせの中村獅童も出演しているので楽しみだ。
【自己採点】(10点満点)
8.1点。ドクの父親の苦悩を語るという設定は良いけど、硫黄島での戦闘シーンは日本人としては複雑でした。

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Last updated  2006.11.25 21:54:17
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