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テーマ:最近観た映画。(40126)
カテゴリ:映画/ホラー・サスペンス・スリラー
原題:Basic Instinct 2(アメリカ)公式HP
上映時間:114分 鑑賞日:11月17日 新宿ミラノ2(歌舞伎町) 監督:マイケル・ケイトン=ジョーンズ 出演:シャロン・ストーン(キャサリン・トラメル)、デヴィッド・モリッシー(マイケル・グラス)、シャーロット・ランプリング(ミレナ・ガードッシュ)、デヴィッド・シューリス(ロイ・ウォッシュバーン刑事)、ヒュー・ダンシー(アダム・タワーズ)、フローラ・モントゴメリー(ミシェル・ブロードリン)、インディラ・ヴァルマ(デニース・グラス)、ヒースコート・ウィリアムス(ジェイコブ・ゲルスト) 【この映画について】 1992年に製作され、シャロン・ストーンの妖艶な魅力で一大センセーションを巻き起こした『氷の微笑』。 このヒロイン、キャサリン・トラメルが14年の時を経て帰ってきた! シャロン・ストーンが演じるキャサリンは、前作からよりパワーアップし更に妖艶に。 明晰な頭脳と美貌、そしてセクシーな肢体を武器に、近づく男たちを次々にその運命に巻き込んでいく。それにしても、48歳にしてこれだけの美貌を保っているシャロン・ストーンには、なんとも驚嘆してしまう……。今回キャサリンに標的にされる精神分析医を演じるのはイギリスの演技派デヴィッド・モリッシー。「スウィミング・プール」でオゾン・ワールドを表現したシャーロット・ランプリングが精神科医役で出演している。 【ストーリー(ネタバレなし)】 ある夜、ロンドン・テムズ川に一台のスポーツ・カーが市内を猛スピードで疾走し転落するという事故が起きる。車に乗っていた超人気サッカー選手は死亡。同乗していた女性作家キャサリン・トラメルだけが生き残る。キャサリンは何とハンドルを握りながら、助手席のサッカー選手の指で自らの下腹部に導きエクスタシーを得ていた。まさにそのエクスタシーを得た瞬間に車は川にダイブしたのだった。 これまでも他の殺人事件の容疑者となっていたキャサリンは、事件の容疑者として精神鑑定を受けることに。キャサリンの鑑定を担当した精神分析医マイケル・グラス博士は、だんだんとキャサリンの妖しい魅力に引き付けられていく……。 一方、法廷に立ったマイケルはキャサリンが危険に溺れる性格でこのまま放免する事は好ましくないと証言する。 法廷を後にした彼に、元妻デニースの恋人で雑誌記者アダムがマイケルの過去を調査していた。マイケルの証言も虚しくキャサリンは釈放されてしまう。キャサリンはマイケルの診断室をアポ無しで訪れ、自らの危険に溺れやすい性格を治療した欲しいと言い出した。彼はキャサリンの著書を読み診察を重ねていくうちに彼女の魅力に引き込まれていった。 かつてマイケルの過去を調査していたアダムが何者かに殺害され、その現場にキャサリンが持っていたのと同じライターがあることに気が付いた。ウォシュバーン刑事は被害者がマイケルとの関係が深いことから彼の関与を疑うようになる。 マイケルはキャサリンにのめり込むようになり、遂に、彼女からアダムと関係がありアダムはデニースとも肉体関係があったことを知らされる。しかし、キャサリンは一方的に彼に対しカウンセリングを終了すると告げた。 その後も何度も彼女に連絡を取ろうとしてたマイケルは意外なところで偶然彼女と再会する。そして彼女の後を追いかけるのだったが、その先には果して何が彼を待ち受けていたのか? さて、ここから先は核心に迫って来るのでポイントだけを書く。 1.大学で昇進を控えているマイケルだったが、ゲルスト博士から何故か推薦を断られたがその訳は? 2.捜査を担当するウォッシュバーン刑事の秘められた過去とは? 3.ウォッシュバーン刑事の過去を調査していたアダムの部屋から取材ノートが亡くなっていたがその行方は? 4.元妻デニースの後姿を追っていたマイケルだが、クラブでキャサリンと良く似た女性とトイレへと消えたがその後どうなったのか? 5.マイケルに取って不利な状況ばかりが襲ってきたが、果して何故彼はキャサリンに追い詰められていくのか?マイケルの語られざる過去とは... などを中心に映画館での公開は殆ど終わっているのでDVD発売時にご覧下さい。 【鑑賞後の感想】 女優シャロン・ストーンの出世作であり代表作でもある「氷の微笑」が公開されたのは1992年。その衝撃的な結末?とシャロン・ストーンのお色気と見事なまでの役への成り切りが評価され彼女は一気にスターの座を掴んだ。 所が余りにもこの役の印象が強烈過ぎてその後も出演作はコンスタントにあるものの、やはり超える事は出来なかった。そこで14年ぶりに「2」が製作され48歳になったシャロン・ストーンの肢体はとても年齢を感じさせない見事なボディで、成熟した中年女性の色香がスクリーンを通して伝わってきた。 シャロン・ストーンもキャサリン・トラメルという役を演じるのが好きでたまらないといった感じで、活き活きとまるで自分自身を演じるように楽しんでいるようだ。 しかし今回の第2作があまり話題にならなかったのは、やはりストーリー展開に問題がありそうだ。オープニングのカーセックスから川にダイヴする掴みは抜群なのだが、そこから話が中々進まないのにはイライラさせられた。中盤から終盤にかけて一気に話は意外な展開を見せるのだが、その中の布石を序盤に打っていなかったので何だか訳が分からなかった。 結局は、シャロン・ストーンの個人的魅力と個性だけに頼った映画との印象を持った。 【自己採点】(10点満点) 6.7点。シャロン・ストーンの見事な演技ぶりとそのボディを含めての採点。 人気blogランキングへ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【写真館】 東北温泉巡り1 東北温泉巡り2 [今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1.The Who/Face Dances お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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