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カテゴリ:映画の話題
今月は9本鑑賞したが、年明けはヨーロッパ映画が続いたがその後は流行のハリウッド映画で締めた形となった。 1.あるいは裏切りという名の犬(フランス)92点 口コミやネットを通じてその魅力が伝わって行った作品で、当初は都内でも単館公開に近い形でスタートしながらも徐々に公開館も拡大していった。 フランス映画のフィルム・ノワール色を濃く反映した作品で、既にハリウッドでのリメイクが決まっている。 2.みえない雲(ドイツ)89点 原発の放射能漏れ事故をテーマに扱っているが、放射能という目に見えない恐怖へのパニック心理に恋愛を絡めて上手くストーリーを纏めている。 3.ダーウィンの悪夢(フランス・オーストリア・ベルギー)83点 アフリカのある国で実際に起こった題材を取り上げたドキュメンタリー風映画。ナイルパーチという巨大白身魚が引き起こした富と貧困を題材にした。ジャーナリストの視点ではなく、映画制作者としての視点で描かれた作品。 4.ラッキーナンバー7(アメリカ)85点 ブルース・ウィリス、ジョシュ・ハートネット、モーガン・フリーマン、ベン・キングスレイと言った一癖も二癖もある俳優が勢揃いした。20年前の事件の復讐と言ったストーリーをここまで複雑な展開にしたうえに、しかも痛快な展開には思わず唸ってしまった。俳優の騙しの演技と見事な脚本に拍手。 5.それでもボクはやってない(日本・東宝)81点 痴漢冤罪と言った男性にとって身近なテーマを、フリーターを主人公に設定し日本の司法や警察の矛盾点に焦点をあてた映画。ラストの結末をどう取るかは男女間で分かれるだろう。 6.愛の流刑地(日本・東宝)79点 ベストセラー作品の映画化。全編に渡り寺島しのぶとトヨエツのベッドシーンが登場する。トヨエツは殺人者か?それとも利用されただけなのか? 7.ディパーテッド(アメリカ)82点 香港映画「インファナル・アフェア」の米国版。レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソンと言った豪華俳優の共演が最大の見どころだ。しかし、ジャック・ニコルソンの存在感は流石の一言! 8.リトル・ミス・サンシャイン(アメリカ)88点 インディ映画であるがアカデミー賞に軒並みノミネートされる快挙!家族の抱える問題をロード・ムーヴィー風に描いた。 9.マリー・アントワネット(アメリカ・フランス・日本)65点 ソフィア・コッポラ監督が描いたマリー・アントワネットは青春映画風な展開に。ストーリーの希薄さは映像の美しさでカバー? 一ヶ月で9本はマアマアの数ですね。2月は「幸せのちから」「ドリームガールズ」「ルワンダの涙」「世界最速のインディアン」「あなたになら言える秘密のこと」「守護神」あたりを観てみたいと思っている。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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