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カテゴリ:野球・大リーグ
米大リーグ、レッドソックスの松坂投手は敵地フロリダ・マーリンズとのオープン戦に先発し、3回を投げて2安打、3奪三振で無失点だった。 オープン戦初登板となった前回の2日は、大学チーム(ボストン・カレッジ)との対戦だったが、大リーグ相手のマウンドは今回が初めてなので事実上の「デビュー戦」を飾った。 松坂は一回、先頭打者で昨年のナ・リーグ新人王ラミレスを投ゴロとした後、アグラに中前打されたが後続を断った。二回は四球と二塁打で一死二、三塁のピンチを招いたが、下位打者スライダーで三振とセフティーバント失敗の内野フライに打ち取って切り抜け、再び上位に回った三回は3者凡退に抑えた。球数は47。前回の登板から5イニング連続無失点となった。 スポーツニュースの映像から判断すると最速は151キロで、スライダー、カーブ、チェンジアップと一通り球種を試したようだ。3回で球数は47。「いろいろ試した。今年は特にメジャー1年目。打たれながら抑えようと思っている」。走者を背負っての投球に課題を置く。 松坂の談話を聞いていると、ある程度打たれるポイント探りあえて走者を背負った状態での投球を試すという「高度な調整」登板をしているようにも感じた。 昨年はWBC開催の為に調整を前倒しにするなど例年に無い調整方法で開幕を迎えたが、松坂はこれからの登板では失点覚悟で様々なテーマをもって登板し開幕を万全な状態で迎えるだろう。 我々は黙って彼のパフォーマンスに酔いしれるが良い。何も心配することはないのだ。WBC最優秀選手なのだぜ彼は...西武ファンとして数多くの彼の登板試合を「球場で」観戦してきた私からすれば「調整は順調」です。 ◆レッドソックス・フランコナ監督の話 「あくまでもオープン戦2度目の登板でしかない。でも、きょうは球威があって一通りいいボールを投げていた。本当にいい力を持っている。今後もよりよい結果がついてくるはずだ。」 ◆レッドソックス・ファレル投手コーチの話 「ここ2、3日、疲労があったようだが、走者を出してからいい投球をしてくれた。ピンチの場面でも投球リズムが早くなるわけでもなく、冷静に自分の投球ができている。」 ◆レッドソックス・バリテック捕手の話 「松坂はサインをちゃんと理解してくれていた。さまざまな場面でいろいろなことが試せた。もう一段階、上のステップに進めた。」 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.03.08 00:30:20
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