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テーマ:★ラーメン(14730)
カテゴリ:ラーメン・グルメ・お酒・ドリンク
つけ麺(めん)発祥の店として知られる東池袋の「大勝軒(たいしょうけん)」が本日、のれんを下ろす。
URによる再開発に伴ない立ち退きで半世紀の歴史にピリオドを打つ。「おやじ」と慕われた店長、山岸一雄さん(72)の人柄と味に魅せられたなじみ客が連日100メートル近い行列を作り、最後の味を惜しんでいる。 私は閉店を知ってから先月に一度訪れたが3時間弱待ってみたものの、次の行き先があったので泣く泣く列を離れた。そして、遂に3月2日にここの「特製もりそば」を食したのだった。 大勝軒は1961年創業。カウンターとテーブル計16席が小さな店内にひしめく。客のお目当ては、山岸さん考案のつけ麺(現在650円)だ。中野のラーメン店で修業していた17歳のころ。出前で忙しい同僚が麺を、スープやしょうゆなどを入れた湯飲みにつけ、かきこんでいるのを見てひらめいた。 2年前にも体調も崩し地域の再開発も重なったため、「ここが引き際」と閉店を決めた。 山岸さんがのれん分けした店は北海道から沖縄まで全国に100近く。「弟子は子供と同じ。落ち着いたら、子供たちの店をゆっくり回りたい。それがおやじの役目だからね」と大きなおなかを揺らせて笑って語っているそうである。 私は基本的に「つけ麺」は食さないが、この機会を逸してしまうと二度とこの場所で「大勝軒のつけ麺」に出会えないので食べに行った。これからは山岸氏のように各地の暖簾分けした「大勝軒」に機会を見つけて足を運んでみたい。 再開発が進むとここには50階を越す超高層ビルが建ち、大勝軒は緑道となり昭和の風情を色濃く残す「東池袋」の様子も一変してしまうのだろうね。さびしいことだ! 人気blogランキングへ ←是非クリックして下さい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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