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カテゴリ:野球・大リーグ
米大リーグ、ボストン・レッドソックスの松坂大輔投手は、本拠地ボストンのフェンウェイ・パークでイチロー外野手、城島健司捕手が所属するシアトル・マリナーズ戦で今季2度目の先発登板し、7回を8安打4三振の3失点で、初黒星を喫した。通算成績は1勝1敗となった。
松坂は制球に苦しんだ。イチローに対しては投ゴロ、中飛、空振り三振、二ゴロで4打数無安打に抑えたが、城島には2本の二塁打を打たれた。試合はマリナーズが3―0で勝った。 熱狂的な地元ファンに迎えられた本拠地デビュー戦の松坂と、イチローの対決は、2000年8月以来7年ぶり。 最初に対戦するのが一番意識する相手に挙げたイチローだった。そのことが、打者への集中力を高めさせる要因となった。 第1打席の注目の初球はカーブ。松坂はイチローへの初球は変化球を投げると宣言していたが、それはスライダーと思っていたがカーブとは予想外だった。西武の捕手(現在の細川や入団時の中島や伊東)はこうした配球はしないので驚いた。 「バッターを抑えるにあたってファーストストライクを取るのはすごく重要。それを考えたとき、あの入り方がいいんじゃないかと(捕手の)バリテックと、マウンドに上がる直前に話して決めた」 イチローはその初球のストライクを見逃す。松坂は試合後、「見逃し方、見逃した後のイチローさんの雰囲気を見て、もしかしたら少し怒っているかな、という感じはした」とちゃめっ気たっぷりに振り返った。だが、実力を認めるがゆえの駆け引きだった。 ▼イチローの打席(対松坂) 【第4打席】7回 二ゴロ 初球に胸元への直球でのけぞる 【第3打席】5回 空振り三振 フォークに空振り三振を喫する 【第2打席】3回 中飛 力なくストレートに詰る。 【第1打席】1回 投ゴロ 2-3から外角への150キロの速球に詰る。 ※第1打席、第2打席は内角を徹底的に攻め、一転して第3打席と第4打席は外角を中心に攻めた。第3打席ではフォークで三振を奪った。 ▼城島の打席(対松坂) 【第3打席】6回 左二塁打 【第2打席】4回 三ゴロ 【第1打席】1回 左二塁打 ※イチローとの対戦に注目が行く中で2塁打2本を放った。城島が渡米前のシーズンは徹底的に抑えられたが、一時は得意?にしていた時期もあった。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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