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テーマ:高校野球(3671)
カテゴリ:管理人のつぶやき
高野連が行っている日本学生野球憲章に抵触するスポーツ特待制度の実態調査で、今春の選抜大会で準優勝した大垣日大(岐阜)が「部活動奨学生」制度で奨学金を支給していたことを、岐阜県高野連に報告した。
同校によると、野球部員に限定した制度ではないが、部員35人が利用している。 また、日本高野連は同日、新たに11校から憲章違反の申告を受けたと発表。この日までに日本高野連への申告は17校になった。この日公表された高校は既に春季大会出場を辞退した東北(宮城)をはじめ、北陽、大産大付、上宮太子、飛翔館、箕面学園、東大阪大柏原(いずれも大阪)、尾山台、日本航空二(ともに石川)、一関修紅(岩手)、日大明誠(山梨)。日本航空二、大産大付、箕面学園は春季府地区大会の出場を辞退した。 このほか、宮城県高野連には今春の選抜大会に出場した仙台育英から、特待制度の実施を理由とする春季大会棄権の申し出があり、受理された。東海大山形(山形)も春季大会出場を辞退。静岡県高野連には三島と誠恵から、三重県高野連には鈴鹿から特待制度実施の報告が入った。 この特待生問題はそもそも西武の裏金供与問題に端を発している。清水元早稲田内野手が高校在籍時に特待生だったからだ。 これに対し高野連はまるで「特待生」が諸悪の根源と誤解されかねない見解が広まっている。では高野連は何故通達違反を今まで放置しこの問題を今になって騒いでいるのか理解に来るしむ。第一高野連は「高校野球は教育の一環」と念仏を唱えながらも、その一方で、学生のスポーツの才能を伸ばす事を目的とした「特待生」はダメだと矛盾した事を堂々と述べている。ガスポーツの才能を「特待生」として伸ばす事は「教育」ではないのか?高野連の爺さんどもに是非問いたいもんだ。 高野連は「高体連」に加盟していないのだから高校の他のスポーツ、例えばサッカーや陸上などとは違うと言う事で批判を避けようとしている。しかしこれは詭弁だ!加盟団体が違うだけで、同じ高校スポーツ・クラブ活動ではないのか?それとも一切違うと言うなら何が具体的に違うのか説明をしてもらいたい。 野球はダメで水泳、卓球、ラグビー、陸上、サッカー、バスケットボールとどこがどう違うのですか高野連さん? もし学力優秀な中学生が野球も同時に優秀で特待生扱いを受けて入学してもダメと言うのか?特待生として入学する中学生家庭には経済的に恵まれていない家庭だって存在するはずだ。そうした家庭は自らが選んだ学校に特待生制度が存在することで経済的に救われるから選んだのに、高野連の一方的な通達で反古にされたらこのような生徒に対し高野連は救いの手を差し出すのか? いや、高野連はこうした学生には自治体の奨学金制度を受けれるように「お願いする」と馬鹿なことを言っている。だったら高野連はそこまで最初からケアするべく全国全自治体と協議をしてOKを取り付けてからこうした措置を発表するべきだ。それこそが高野連が建前を重視する「教育の一環」ではないか! 私立高校ではこうした学業やスポーツ優秀な中学生に対し「特待生」として扱う事で、校名を売りそれによって偏差値も上がるし受験生も増えるなど学校経営の上でも欠かせない制度であるとも言える。私立高校は少子化問題で経営が決して楽ではないだろう。その中でスポーツに力を入れて全国レベルの大会でアピールすることに対し高野連は「罪」と断罪するのか?そんな権利が高野連にはあるとでも言うのか。 ヒステリックに特待生制度廃止を高校に迫り、春季大会出場辞退を通告することが「教育の一環」か?試合に出場することが「教育の一環」なのではないか?なぜ、野球部員だけが他の高校スポーツ部とは明らかに異なる仕打ちを受けないと行けないのか? 今、必要なのは「特待生制度廃止」ではなく、「高野連幹部の教育」かな?余りにも世間の常識から乖離していると思いませんか?学生野球憲章の方こそ見直すべきです! 読売新聞の4/26付けの社説ではこの問題を鋭く分析しているので以下にその抜粋を紹介します。 読売新聞の社説全文←全文はここをクリックして下さい。 全国約4800の加盟校に申告させた上で、野球の特待生制度をとっていれば即時、廃止させる。特待生選手の5月中の対外試合を差し止め、野球部長を退任させるなど制裁も科すという。 選手の金品受け取りを禁じた日本学生野球憲章に反する、という理由だ。 だが、長い間、特待生制度の存在を認識しながら放置してきたのは高野連ではなかったか。制度を問題視するのであれば、なぜもっと真剣に、実態把握と是正指導に努めて来なかったのか。 今回、次々と明らかになる特待生制度の採用校には、甲子園の常連校が多い。甲子園大会の運営に影響が出ることを恐れ、手をこまぬいて来たのだとしたら、高野連の責任こそ重大だ。「根絶」「制裁」など、何ともしらじらしい。 ←是非クリックして下さい 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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